今!大人気のさつまいもはどれ?さつまいもの人気品種の特徴を解説!さつまいもブームだから知りたい!自分の好みにあった「推し芋」を探しちゃおう!

さつまいもには様々な種類があり、農林水産省によれば、全国で栽培されているさつまいもの品種は、60種類にものぼるとのことです。この記事では、さつまいもの中でも代表的な品種を、「ほくほく系」「しっとり系」「ねっとり系」の、大きく3種類に分けて紹介していきます。

また、見た目がカラフルな、ユニークな特徴を持ったさつまいもの品種も紹介していきます。ぜひ、ご自身の好みに合ったさつまいもを見つけてみてください。

【ほくほく】が特徴のさつまいも品種

昔ながらの焼き芋の食感で、人気が根強いのが「ほくほく系」のさつまいもです。水分が少なく、さらさらとした粉質の舌ざわりが特徴で「東の紅あずま」、「西の高系14号」は、「ほくほく系」の代表的な2品種です。

紅あずま

「東の紅あずま」とも呼ばれ、茨城県や千葉県など、東日本で多く栽培されているさつまいもです。
青果用のさつまいもとしては、国内シェアナンバーワンであり、もっともポピュラーな品種だと言えるでしょう。

繊維質が少なく、なめらかな口当たりで、甘みは強く、昔ながらの焼き芋の甘さを楽しみたい方におすすめです。

高系14号

1945年に品種登録された歴史の深いさつまいもで、西日本で広く栽培されています。ほくほくした食感の中に、ややねっとり感もあり、バランスを楽しむことができます。繊維質は少なく、甘みは強め。この高系14号を品種改良したさつまいもも多く存在し、「鳴門金時」「五郎島金時」「宮崎紅」「ベニサツマ」などがよく知られています。

【しっとり】が特徴のさつまいも品種

「しっとり系」の品種は、「ほくほく系」と「ねっとり系」の中間的なバランスの良さが魅力のさつまいもです。ほどよい水分量で、なめらかな舌触りが楽しめます。

シルクスイート

2010年に誕生した新しい品種で、茨城県や福島県、千葉県を主な産地としています。絹(シルク)のような、なめらかでふんわりとした食感が、最大の特徴です。濃厚で上品な甘さがあり、焼きいものほか、スイートポテトやスイーツにも最適。生産・出荷数がまだ少ないことから「幻のさつまいも」とも呼ばれることもあります。

【ねっとり】が特徴のさつまいも品種

2003年ごろの安納芋ブームから人気が高まった、「ねっとり系」のさつまいもは、水分が高く、ペーストのように舌に絡まる食感が特徴です。スプーンですくえるほど柔らかな食感で、糖度の高い品種も多く、スイーツ感覚で食べられるのが魅力です。

安納芋

種子島原産の安納芋は、ねっとりとした食感と、強い甘みが特徴です。他のさつまいもと比べて、ショ糖が多く含まれており、焼くことで糖度は40度以上になることも。「蜜芋」と呼ばれる、高糖度さつまいもの元祖的存在で、スイーツにもよく利用されています。

紅はるか

「他のさつまいもよりはるかに優れている」という由来で名づけられた「紅はるか」。熱をじっくりと入れることで、安納芋より糖度が高くなることもあり、特に蒸しいもはおすすめの食べ方です。
なめらかな舌触りを活かし、ペーストにして、スイートポテトやプリンを作るのにも向いています。
大分の「甘太くん」、宮崎の「葵はるか」、茨城の「紅天使」は、いずれもこの「紅はるか」のブランド名です。

【カラフル】が特徴のさつまいも品種

さつまいもの断面は、通常、薄い黄色をしていることがほとんどですが、品種によっては、切った時に鮮やかな色が顔を出すものがあります。ここからは、少し珍しいカラフルなさつまいもの代表的な品種を紹介していきます。

紫色のさつまいも

アントシアニン色素によって、果肉が紫色をした紫芋は、その色味からお菓子などの着色によく利用されています。紫芋全体の特徴として、通常のサツマイモよりは甘みが少なく、あっさりした味わいの傾向があります。

パープルスイートロード

黄色いさつまいもには劣るものの、紫芋の中では甘みが強い品種です。甘ったるすぎない、上品な甘みを楽しみたい方は、ぜひ試してみてください。蒸したり焼いたりしてもおいしいですが、スイートポテトやタルトなど、紫色を生かした調理もおすすめです。

オレンジ色のさつまいも

日本ではあまり馴染みがないものの、中南米やアメリカでは、さつまいもと言えば、オレンジ色の果肉がポピュラー。オレンジ色の要因は、ニンジンやカボチャなどと同じβ-カロテンが多く含まれていることにあります。栄養価も高く、ジュースに利用されたりもしています。

あやこまち

紫色の皮、オレンジ色の果肉が特徴の「あやこまち」。繊維質は少なめで、ややねっとり系食感のさつまいもです。しっかりとした甘みがありながら、後味はあっさりで、冷めても甘みが損なわれにくい点もうれしい特徴です。色鮮やかさを活かし、サラダやポタージュ、スイートポテトなどに使用するのがおすすめです。

色々なさつまいも品種を試して、好みを見つけよう

さつまいもの、様々な品種を紹介してきました。さつまいもと一口に言っても、「ほくほく系」「しっとり系」「ねっとり系」、それぞれに食感の違いがあり、甘さの個性も様々です。果肉が色鮮やかなさつまいもにも、出会うチャンスがあれば、ぜひ一度試してみてください。本記事がさつまいも選びの参考になれば幸いです。