五島列島へ! 5日間の農業研修スタート
10月7日から11日までの5日間、長崎県五島列島にある株式会社アグリ・コーポレーションで農業研修を行いました。実際の現場での農作業を通じて、農業の仕組みや働く人々の思いを肌で感じたいと思い参加しました。実際に土の上に立ち、収穫から出荷までの一連の流れを経験することで、農業という仕事の大変さと、その奥にある魅力を深く理解することができました。
五島の美味しい食と人との出会い

五島を訪れるのは今回が初めてで、飛行機に乗るのも10年ぶりだったため、出発前は緊張と期待で胸がいっぱいでした。福江空港ではスタッフの方が出迎えてくださり、鬼岳や五島ワイナリーへ案内してくださいました。

ワイナリーのスタッフの方が奈良からの移住者だと知り、思いがけず話が弾んでさっそくお土産を購入したり、JA直売所のレストランで五島牛を堪能したりと、研修前に五島の豊かな風土に触れることができました。
農作業のリアル体験とは?ラジオ体操から始まる1日
初日は、佐藤社長から会社や農園の概要を伺った後、毎朝恒例のラジオ体操から1日がスタートしました。朝一番に体を動かして心身を整えるこの習慣は、体力を必要とする農業において、安全で効率的な作業に欠かせないものだと感じました。実際に体が温まり、その効果を身をもって実感しました。

研修では、トラクターの操作や有機安納芋の収穫、選別、しっぽ切り、出荷作業、さらに焼き芋ペーストの製造工程にも携わりました。特に選別作業は、形や大きさ、傷の有無などを素早く判断しなければならず、集中力と正確さが求められます。最初は基準がわからず戸惑いましたが、社員の方に丁寧に教えていただき、次第にコツをつかむことができました。個人の作業効率だけでなく、チームで協力して流れを作ることの大切さを強く学びました。
「規格外」も無駄にせず。アグリ・コーポレーションのSDGsな取り組み
また、有機安納芋をただ収穫するだけでなく、全てを無駄にせず加工して商品化している点にも大きな発見がありました。形の悪い規格外品はペーストやスイーツの原料に、残った皮は乾燥させてパウダー加工にと、「農産物を余すことなく活かす」という企業の姿勢に感銘を受けました。こうした工夫が食品ロスの削減や地域資源の有効活用を実現しており、農業が持つ持続可能性について深く考えるきっかけとなりました。
自然と共に生きる仕事とその厳しさ

5日間の研修を通して、農業は単なる「作物を育てる仕事」ではなく、人々の食を支え、自然と共に生きる大切な産業であることを改めて感じました。特に、社員の方々が一つひとつの作業に誇りを持ち、天候や土壌の状態を考えながら臨機応変に判断する姿に感動しました。経験と知識の積み重ねが、農業の質を支えているのだと実感しました。
今回の経験を通じて、私は「オーガニックの良さをより多くの人に伝えたい」という思いがさらに強まりました。農薬や化学肥料に頼らず、環境にも人にも優しい農業の魅力を発信し、将来は農業と消費者をつなぐような仕事に携わりたいと考えています。株式会社アグリ・コーポレーションで学んだことを糧に、今後も食と農業への学びを深め、自分自身の進路に活かしていきたいと思います。
まとめ
10月7日から5日間、長崎県五島列島の株式会社アグリ・コーポレーションで体験した農業研修は、私にとって農業の真髄に触れる貴重な時間となりました。初めて訪れた五島の豊かな風土の中で、有機安納芋の収穫から出荷、加工までの一連の流れを経験し、現場の厳しさと、自然と共に生きる仕事の尊さを肌で感じました。特に感銘を受けたのは、規格外品も余すことなく商品化する姿勢です。食品ロスを減らし資源を循環させる取り組みから、持続可能な農業のあり方を深く学ばせていただきました。また、社員の方々の丁寧な適切な指導やチームワークからは、プロフェッショナルとしての誇りを感じることも出来ました。今回の経験を原動力に、将来はオーガニックの魅力や生産者の想いを消費者に届ける「架け橋」となりたいと考えています。研修で得た学びを糧に、今後も食と農業の未来に向けて邁進していきます。
奈良のお寺のお隣さん
奈良県在住の30歳女性。農業に興味があり今回インターンシップに応募いたしました。








