残った焼き芋リメイクレシピ!殿堂入り間違い無しのスイートポテトへ

「焼きすぎた焼き芋、どうしよう…」そんな悩みを抱えている方もこの時期、多いはずです。特に、自宅で焼き芋を作るとついつい余分に焼いてしまい、冷凍保存を繰り返すうちに家族全員からも飽きられることも。とはいえ、甘くて美味しい焼き芋を捨ててしまうのももったいないですよね。その焼き芋が時間をかけてじっくり作った焼き芋なら尚更ですよね?そこでおすすめしたいのが、余った焼き芋を簡単に「極上スイートポテト」にリメイクする方法です。必要な材料は白餡やバターなどシンプルなものだけ。白餡を使うことでお店で買ったようなコク深い味わいに仕上がり、家族も思わず「どこで買ったの?」と驚く美味しさが楽しめます。最後まで読んで、残った焼き芋が絶品スイーツに変わる魔法のレシピをぜひチェックしてください!家族全員から飽きられた焼き芋が家族全員から喜ばれるスイーツになりますよ

焼き過ぎて残った焼き芋はどうしてる?

焼き芋リメイクレシピ-焼き過ぎた焼き芋

これからのシーズン、自宅で焼き芋を楽しむ方も多いはず。しかし、そう!しかしなのですが、自宅で焼き芋を焼く場合で一番、困る事は何だと思いますか?近所のスーパーへさつまいもを探しに行くのがめんどくさい?通販でさつまいもを探すのがめんどくさい?いえいえ…そういうめんどくさいではなく、皆さんも勿論、私も経験済みのことがあるはずです。それは…焼き芋の本数を焼き過ぎて余ること。これでは無いでしょうか?焼き芋専門店やスーパーで1本単位で買えば余ることはないのですが、自宅で焼き芋を作る時は、1本、2本という感じでは作らないと思うのです。オーブンに均等に並べて、焼く…これではないでしょうか?しかも余ったら冷凍で保存して冷やし焼き芋で食べれば良い。もしくは冷凍した焼き芋を解凍した後に再加熱をして熱々で食べれば良い。な~んて思って少し多めに(結構、多めになっている)焼いていませんか?

焼き芋リメイクレシピ-焼き芋を冷蔵、冷凍で保存

私の経験と言いますか実体験で書きますと焼き過ぎて余った焼き芋を冷凍した場合、食べるのは自分だけです。子供に出しても「え~また焼き芋?もうしばらくは良いよ」とか即答で断られます。結局は自分が冷凍した焼き芋を無くなるまで食べることになり、シーズンが終わるころには家で焼き芋を焼くのを止めて、次回からは焼き芋専門店やスーパーで1本単位で買おうと思うようになります。ここで二回目の「しかし」なのですが、シーズンが始まると自宅で焼き芋を焼くの繰り返しをしています。焼き芋の焼けている香りや出来立ての美味しさを考えるとどうしてもシーズン中、1度もしくは2度は、自宅で焼き芋を作りたくなるものです。そんな焼き過ぎた焼き芋をどうする?が今回の…いえ…永遠のテーマなのかもしれません。

誰もが喜ぶスイーツにしちゃいましょう

焼き芋リメイクレシピ-毎回同じ食べ方では飽きる

焼き芋大好き♪という方もダイエット目的でない限り、焼き過ぎて余った焼き芋を毎日毎日、食べるのはちょっと酷かもしれません。さすがに毎日、食べるまでは無いかもしれませんけど…。一番、辛いのは味が同じ。どんなに美味しくねっとり甘い焼き芋でも同じ味が続くと少しゲンナリしそうです。味変というキーワードでこのメディアでも焼き芋の味変ということでいくつか紹介していますが、味変だけではなかなか…という方の為に、今回は、誰もが喜ぶ焼き芋スイーツに変化をさせて、焼き過ぎて余った焼き芋をリメイク!家族にもどう?と誇らしげに言える!食べてもらえる!レシピを紹介します。是非!試してみてくださいね。

白餡があれば極上のスイートポテトに

焼き芋リメイクレシピ-スイートポテトにリメイク

さつまいも、焼き芋のスイーツで人気があり、すぐ思い出すのはスイートポテトではないでしょうか?スイートポテトは、蒸したさつまいもを潰して、砂糖やバター、牛乳、卵黄を加えて混ぜたものをさつまいも状の形に手や型で成型をしていき、オーブンで焼き上げたさつまいもの味が引き立ち、バターの香りがたまらない!しっとりとした食感でさつまいもと砂糖の甘さが優しいスイーツです。このままスイートポテトのセオリー通りに作っても面白くありませんのでお店の味に近い…どこで買ってきたの?と聞かれるような味に仕上げたいと思っています。焼き過ぎて余った焼き芋を使ったリメイクレシピでお店の味に挑戦してみたいと思います。お店の味と言ってもフレーバーや専用の道具や器具がないと出来ないというわけでもなく、白餡があればそれだけで極上のスイートポテトに変わります!

実際に余った焼き芋でスイートポテトを作ってみた

それでは実際に作っていきたいと思います。必要な材料は以下の通りです。白餡だけ家には無いかもしれませんが近所のスーパーでも売っているもので十分です。

焼き芋スイートポテト材料

  • 残った焼き芋 180g
  • 白餡 50g
  • バター 25g
  • 牛乳 10g
  • 生クリーム 10g
  • 全卵 10g

白餡がスイートポテトのコクと砂糖の代わりになります。優しい甘さと焼き芋の美味しさが際立ちますよ。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-残った焼き芋

1.まずは焼き芋ですが、焼き過ぎて残った焼き芋なので冷凍で保存していたものを室温で解凍しました。その為、焼き芋の蜜がより一層、包んであったアルミホイルについてしまったのでアルミホイルを焼き芋から外すのに少し手間がかかりました。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-焼き芋の状態

2.包んであったアルミホイル外した焼き芋はこんな感じで表面に蜜がたっぷりです。この焼き芋はこんな感じで焼き上げた焼き芋になります。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-焼き芋の皮を剥く

3.焼き芋の皮を剥いた状態(焼き芋の皮は栄養的に使いたいのですが、スイートポテトの色が悪くなるので今回は全て捨てました)

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-焼き芋とバターを混ぜる

4.焼き芋とバターをボールに入れます。材料はいっぺんに入れないで少しづつ入れて行くのがコツです。バターと焼き芋を混ぜて行きます。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-白餡を加える

5.4で混ぜた焼き芋とバターに少しづつ白餡を入れて行きます。ダマにならないように注意しながら混ぜて行きます。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-牛乳を加える

6.5で混ぜた焼き芋とバター、白餡の中に牛乳を入れて混ぜて行きます。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-生クリームを加える

7.6.で混ぜた焼き芋とバター、白餡、牛乳の中に生クリームを入れて混ぜて行きます。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-卵黄を加える

8.7.で混ぜた焼き芋、バター、白餡、牛乳、生クリームの中に卵黄を入れて混ぜて行きます。混ぜる材料はこれで終わりですのでムラにならないように注意しながら混ぜていきます。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-スイートポテトに成型する

9.今回の焼き芋は水分量の多いねっとりしっとりした紅はるかで牛乳や生クリームを入れることでより水分が多くなったことで搾り袋に入れてスイートポテトの形を成型しました。水分が少ない状態の焼き芋であれば十分、手でスイートポテトを成型出来ますのでご安心ください。2で紹介した焼き芋の焼き方で焼いたものなので余計に水分を活かし蜜もたっぷりと出たことでかなり焼き芋も柔らかくなっていましたので…。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-表面に卵黄を塗って艶を出す

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-少しづつ卵黄を塗っていく

10.スイートポテトに卵黄を表面に塗ってテカリを出していきます。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-185℃のオーブンに25分入れる

11.185℃のオーブンに25分、入れていきます。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-オーブンから出て来た状態のスイートポテト

12.完成!黄金色に輝く…輝いてはいませんね。美しい焼き色が入ってうまく行った感じです。

焼き芋リメイクレシピスイートポテト-残った焼き芋で作るスイートポテトの完成

食べてみると焼き芋の香り、甘さはそのまま活かされており、そこにバターの香りと味が加わったちょっぴりミルキーが焼き芋になった感じです。白餡を使用することで優しい甘さで焼き芋の甘さを消してしまわないのが嬉しい!香りも焼き芋とバター。自分で作っていてここまで感動するとは思いませんでした。とても焼き過ぎて余った焼き芋(一旦冷凍で保存)で作ったスイートポテトとは思えません。余った焼き芋リメイクレシピスイーツ版として良い感じかと思いますので是非、一度…いや…焼き芋が余らなければ作る必要は無いのですけどね。家族も喜ぶスイートポテトになっていると思います。

まとめ

余った焼き芋をおしゃれで美味しいスイーツに変身させる、そんなリメイクレシピの魅力をお伝えしました。焼きすぎた焼き芋が冷凍庫にどんどんたまってしまう問題は多くの方が抱えるお悩みです。勿論、我が家でもそうでした。そこで、今回のおすすめは白餡を使ったスイートポテト。焼き芋のねっとりとした甘さが、白餡のコクとバターの香りで引き立ち、自宅で作ったとは思えない極上の仕上がりに変わります。ポイントは白餡の優しい甘さが焼き芋の風味を活かしてくれること。家族からも「どこで買ったの?」と驚かれる美味しさにきっと満足いただけるはずです。このレシピで余った焼き芋が最後まで美味しく楽しめるので、ぜひ一度試してみてくださいね。これで自宅で焼き芋を焼いて余っても全く問題無し、焼き芋もどんどん焼いてねっとりとした、もしくはホクホクとした食感をたっぷりと楽しんでくださいね。