夏のさつまいもはひんやり美味しい!アジア各国で食べられているこってい甘いスイーツやひんやりスイーツを調べに新大久保~新宿に行ってみた!アジアのさつまいもスイーツを食べてみた

さつまいもに夏のスイーツのイメージはない?いえいえ、実はそんなことはないのです。秋冬の三大スイーツといえば、芋・栗・カボチャ!秋の訪れを感じるのは体感的な涼しさより、コンビニ、スーパー、テレビや雑誌、ネットに新作情報が出回り始めたら…なんてそんなことはもう古い!?実はさつまいも、近隣アジアの国々では一年中、スイーツとして親しまれているのです。こってり甘いものから、ひんやりスイーツまで…暑いアジアの国々のスイーツ、その中でも栄養豊富で身近なさつまいも!あなたはどの国のスイーツを選びますか?

韓国、ハニーバターコグマ

新大久保:Cafe Bingo

こちらCafe BingGoさんは、数ある新大久保のカフェでも行列の人気店です。

韓国は、距離は近いけど馴染みがあまり無い…。そんなのはもう遠い過去。コンビニで手軽に韓国のお菓子が買えちゃう?グミや炭酸飲料、お酒…さらにはホットクまで…私たちの日常にしっかり根付いてきている韓国フード。次から次へと新商品が出るのも、韓国スイーツならでは!韓国ドラマや映画で、『コグマ的展開』や『コグマストーリー』という言葉をあなたは聞いたことがありますか?韓国語でコグマ=さつまいものことで、もどかしい状況や人→喉に詰まる、そんな意味として使われているのです。

中でもこのコグマスイーツが1位、2位を争う大人気商品!週末には営業時間内にも関わらず…完売で販売終了になることも多いので、食べたい人には注意が必要です!

このハニーバターコグマは、熱々の焼き芋にバターにメープルシュガー、アーモンドスライスなどがトッピングされていて、熱々のうちに混ぜて食べます。鹿児島県産の紅はるかを丸々一本焼き芋に→すると糖度なんと60度以上、それにメープルシュガー、さらにバターが…熱々で、さらに暴力的な?甘さがお口の中で暴れる一品です。甘過ぎるのがちょっと苦手な方は、こちらも人気のチーズを試すと良いかもしれません…。

Cafe BingGo
〒169-0073 東京都新宿区百人町2丁目2-3 TRN新大久保ビル 2F・3F
電話番号:03-6380-3892
営業時間:【平日】10:00〜23:00(L/O 22:30)【土日祝】10:00〜23:30(L/O 23:00)
定休日:なし
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台湾、芋圓

新宿:台湾甜商店

韓国と並び、海外旅行先として人気の高い台湾。山が多く、温泉もあり、そして何より日本人の私たちに口馴染む料理の数々。健康的なスイーツとして、豆花(トウファ)は近頃メディアで目にする機会がある方、知っているという方も多いかもしれませんね。今回、おすすめしたいのは芋圓(ユーユェン)というスイーツ。九份芋圓の九份は台湾の観光地です。その名物スイーツを紹介したいと思います。

お店の中に入るとノスタルジーで、優しい光が包み込みます。

デザート以外にもお食事メニュー、セットもありますが、今日は『九份芋圓 芋満足』を購入。芋感たっぷりのメニュー名に期待が高まります。

器の中には、冷たい黒糖スムージー(Hotも選べます)、蜜漬けにしたさつまいも、タロイモ、芋圓、タピオカが所狭しと詰まっています。全ての材料を台湾から直接輸入しているそうです。
様々な食材が、食感が異なり、それを黒糖が優しく包み込みまとめてくれています。甘いものを食べたいけれど、栄養価やカロリー制限などを気にする方にぜひ食べて欲しい…
そんな優しいスイーツです!

台湾甜商店
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-36-10 アインズ&トルペ新宿東口店 2F
電話番号:03-5925-8240
営業時間:11:00〜20:00(フードL.O.19:00/L.O.19:30)
定休日:不定休
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タイ、ココナッツとタロイモ(紫芋)、さつまいも

新大久保:ルンルアン お菓子処

実はタイと日本は意外な繋がりがあるって知っていますか?16世紀、アユタヤ時代にポルトガル人のマリー・ギオマール・デ・ピーニャ(Maria Guyomar de Pinha)がタイを訪れました。マリーは日本とポルトガルの血が混じる女性で、ポルトガル村に住んでいました。彼女はアユタヤの高官だったコンスタンティン・フォールコン(Constantine Phaulkon)と結婚し、紆余曲折の末、王宮の菓子部長となりポルトガルの菓子をタイに伝えました。

出典:タイ国政府観光庁『amazing THAILAND 』

タイのスイーツはスパイシーな料理の口直しや締め括りに合うように、やや甘く作られていますが、それを日本にゆかりのある女性が作り、確立させていたとは…不思議なご縁ですね。ルンルアンさんは、お店の規模は小さいながら日本在住のタイ人の方々が通い詰める、かつハラールにも対応したお店です。

ショーウィンドウに並ぶ数々のお菓子、お弁当、お惣菜は全て店主であるお母さんの手作りです。

今日はその息子さんが商品の紹介や販売をしていました。実はお店のロゴ、パッケージシールのデザインは全て彼が手がけています。

タロイモやさつまいもにココナッツシュガーをまぶしたお菓子は、素朴で、見た目よりも甘過ぎず優しい味です。カノム・チャン(ココナッツミルク、ジャスミンなどの花から煮出したシロップをタピオカ粉で固めたもの)など様々な珍しいタイのお菓子が食べられます。

ルンルアン お菓子処
〒169-0073 東京都新宿区百人町1-14-3 ローレイビル 1F
電話番号:03-5330-8778
営業時間:月〜金、土 10:00〜20:00
定休日:日曜日

ベトナム、自家製バナナアイスとさつまいものチェー

新宿:フォーハノイ屋台バーバー

新宿駅に直結するルミネエストの8Fにある、ベトフォーハノイ屋台33(バーバー) ルミネエスト店さんはその名通り33種のフォーが食べられますが、デザートも豊富に取り揃えています。

屋台を思わせるカラフルな店内でベトナムスイーツであるチェーを食べて来ました!ココナッツミルクの中に小ぶりのタピオカ、さつまいも、自家製バナナアイス、クラッシュピーナッツがアクセントとして上にかかっています。少し控えめな甘さのココナッツミルクですが、バナナアイスが濃厚な甘さ、そしてさつまいももしっかり甘いので、パンチの効いたかなり全体的に甘いチェーです。単品で頼むより食事やコーヒーと一緒に食べたいそんなスイーツでした。

フォーハノイ屋台33 ルミネエスト新宿店
〒160-0022 東京都新宿区新宿3‐38‐1 ルミネエスト新宿 8F
電話番号:03-3359-5656
営業時間:月~日、祝日、祝前日: 11:00~22:00 (料理L.O. 21:15 ドリンクL.O. 21:30)
定休日:ルミネエスト新宿の定休日に準じます
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まとめ

アジアのスイーツを紹介してみましたが、何か気になるスイーツはありましたか?甘さの順番としては、韓国→ベトナム→タイ→台湾といった感じでした。好みの甘さ加減に合わせて、試してみてはいかがでしょうか?