雨の日の観光スポット!世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」で登録され、教会も複数ある五島・福江島。その中で白亜の木造建築「水之浦教会」へ晴れの日は想像通りなので雨の日に行ってみた!

こんにちは、A太郎です。世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」へ登録されて以降、歴史や文化を学ぶとともに、「教会」へ関心を持たれる方もいらっしゃると思います。五島市でも、久賀島の旧五輪教会堂をはじめ、いくつかの教会が現存していることを知っていますか?そこで今回は、五島市岐宿町の水ノ浦湾を望む高台に佇む、「水ノ浦教会」についてご紹介していきます。

水ノ浦教会とは??

水ノ浦教会は、五島市の北部、岐宿町の水ノ浦地区にある教会。白亜の木造建築で、晴れた日には青い空に白い建物が映える美しい教会です。現在の聖堂は、1938年に教会建築で有名な鉄川与助によって改築されたもの。現存する木造教会では国内最大級。また、映画「くちびるに歌を」のロケ地としても、水ノ浦教会でのシーンも撮影されています。ガッキーファンなら、一度は訪れてみたい教会ですね。映画「最高の人生の見つけ方」でも吉永小百合さんと天野祐希さんが訪れています。

雨の日の水ノ浦教会に行ってみた

晴れた日の青空と、白亜の水ノ浦教会が映えることは想像できるので、あえて雨の日に行ってみました。

駐車場はこんな感じです。

車10台ほど停めるスペースがあり、きれいに舗装されています。

車を降りると、けっこうな雨風でして、傘が破損…。それでも「晴れた人は違った姿が見れる」と、プラス思考で向かいます。

階段を登ると、白亜の水ノ浦教会が姿を現します。

レンガ造りの教会とは違った雰囲気で、美しい。雨の日とはいえ、きれいですね。

そして、玄関はこんな感じ。

オールド感満載で、歴史好きの自分としては妄想が膨らみます。
横から見ると、こんな感じ。

大きな窓のデザインも美しいですね。ステンドグラスも薄っすらと色づいていて、中から見る色彩に興味がそそられます。

反対方面へ回ると、そちらにはマリア像がひっそりと佇んでいました。

マリア像は美しく、優雅で、穏やかな表情をしており、不思議と、癒しと安心感を与えられたような気分で、心が清められました。

教会周辺には、墓地も隣接されており、花や草木も丁寧に手入れされています。少し歩くと、明治初期に弾圧があった場所があり、キリシタンが入れられた牢屋跡もあったそうです。
※写真を撮り忘れました…。

現在は記念碑が建てられています。

また、教会の裏には修道院があり、シスターさんたちが暮らされているようです。時間が合えば、いろんな話を聞ける機会もありそうですね。

水ノ浦教会の基本情報

水ノ浦教会の基本情報は以下のとおりです。

所在地:長崎県五島市岐宿町岐宿1643-1
アクセス:福江港、五島つばき空港から車で30分
ミサの日:(月・金)5:45
(水)17:30
(土)18:00
(日:奇数週)8:30
(日:偶数週)6:30
開閉:通常は空いています。
拝観可能時間:9:00〜16:00 ※館内の撮影は禁止されています。
その他:駐車場、トイレ有

水ノ浦教会まで来たら漁ヶ崎公園にも寄ってみましょう

漁ヶ崎公園は水ノ浦教会から車で5分ほどの距離。キャンプや季節ごとにイベントも開催されています。水平線を望むことができて、心もリラックスできる空間です。都会では味わえないのどかな環境を味わってみてください。

まとめ

今回は、五島市岐宿町にある「水ノ浦教会」についてまとめてみました。晴れの日はもちろん、青空と白い教会が最高にマッチする場所で、何度も写真を撮りたくなってしまいます。自分が訪れたのは雨の日でしたが、雨の日なりのいい雰囲気を感じることができました。幹線道路沿いにある交通アクセスのいい場所です。五島を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。