急に時間が空いた時、ふとカフェでゆっくりお茶をしながら、本を読んだりしたいなぁ~と思うときがあります。そのような時に行くカフェはだいたい決まっています。一人で行くのもよし、ママ友とゆっくりと話したいときに行くのもよし、落ち着いた雰囲気のお店が好きです。私はコーヒーが苦手で、スターバックスとかドトールコーヒーへは行かないので同じような感じの方にオススメかもしれません。
福江島の喫茶店といえばここ。元祖と言っても良い?「こふひいや」
1つ目は、美味しいケーキが食べたい時に行く「こふひいや」です。まず、蔦に覆われたレンガ造りという外観が、童話に出てきそうでメルヘンチックで好きです。
内装も明治時代っぽいアンティークなつくりになっています。ちょっと薄暗く、照明もオレンジの光を放つシャンデリア。
雰囲気が良いので、いつも女性のお客様で席が埋まっています。ゆっくり話がしたい時はここが居心地が良いのです。
ケーキもガラスケースに種類が豊富で毎回、悩みます。ドリンクとケーキのセットをいつも注文します。ドリンクも色々あります。
ランチの時間帯はカレードリアを出しており、まだ食べたことがないのですが、人気とのこと。五島の観光パンフレットや川口春奈さんの写真集も置いています。福江港近くのカンパーナホテルや、TSUBAKI HOTELからも徒歩1分程度で行けますので、旅の小休止に是非!
こふひいや
〒853-0001 長崎県五島市栄町2-14 営業時間:10時~21時(日曜日~20時)定休日:火曜日
TEL:0959-72-5777
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移住者が自然と集うコミュニティカフェ「ソトノマ」
友達が五島を訪れた時に必ず紹介するのが、このカフェです。Uターンしてきた有川さんが、もともとは酒屋だった建物をリノベーションして、あえてコンクリート打ちっぱなしにしたオシャレなカフェにしています。机は古いものをそのまま修理して使用しています。五島・福江島には、それまでこんなにオシャレで大胆な作りのカフェが無かったので最初に訪れたときは、斬新さに驚きました。この人のおかげで観光客や移住者が増えたといっても過言ではないかもしれません。オープンから10年経過した今でも、とても人気のカフェで、地元の人でもランチ時間に入れたらラッキーと言われるくらい混雑しています。それとオーナーの人柄も人気の理由かもしれません。ワンプレートランチは、ボリュームがあり、日替わりで美味しいし、デザートにはパンケーキもあります。因みに私がいつもオーダーするのは「汁なし担々麺」です。子ども連れもゆったりと座れる畳の席もあり、おもちゃや絵本もあります。3世代で来るお客様も多いです。目の前には小学校があり、子どもたちが気軽に立ち寄れる場所として、子ども食堂もやっています。お土産やハンドメイド作品も置いているので、料理を待つ間に見て回るのがとても楽しいです。観光客のメッセージノートが置いてあり、五島にまた来ます!的なものが多く書かれており、地元の私から見ると、とても嬉しく感じます。
ソトノマ(外の間)
〒853-0044 長崎県五島市堤町1348 営業時間:10時~14時 定休日:木曜日・金曜日
TEL:0959-88-9191
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さつまいも好きにはたまらない、ごとカフェ
次に、いもフェスでもご紹介した、「ごとカフェ」です。テイクアウトもできますが、お土産コーナーの奥にカフェが併設し、ごとの商品が実際に食べられます。美味しかったら帰りにお土産として買って帰るという理想のスタイルです。さつまいものパフェやパンケーキやかんころ餅の他、ピザ、カレー、五島うどん等、ランチも召し上がれます。「ごとカフェ」には、家族でよく行きます。
甘~いさつまいもを食べる時は、「ごとレモソーダ」をオーダーするとさっぱりします。店内は五島の海や空の絵が壁中に描かれていて、とても明るく、SNSまどの撮影スポットとなっています。このお店には、たくさんの芸能人の方も訪れており、写真やサインが飾られています。暑くなるこれからの季節、さつまいものパフェや安納芋ソフトなど人気が出てくるでしょうね。
ごとカフェ
〒853-0031 長崎県五島市吉久木町726-1 営業時間:10時~18時 定休日:元旦のみ休み
TEL:0959-75-0111
公式サイトはこちら
あまり教えたくはない!隠れ家というよりむしろ秘境にあるカフェ
「隠れ家というよりむしろ秘境にあるカフェ」と書いているのですが、ガイドブックにあまり載っていないのに、途切れることなく一人でふらっと立ち寄る観光客が多いお店。福江島の人よりも観光客のほうが詳しいのが不思議な「半泊カフェ」です。このカフェの場所まで遠いのと、家も何軒かしかない集落みたいなところなので、福江島の人はあまり近づかない場所かもしれません。なぜ?と言いますと、カフェまで行く道が恐ろしく狭いからです。運転初心者にはオススメできません。対向車が来たらガードレールが無い道を、バックして道を譲り合わないといけないのでちょっとしたスリルが味わえます。不思議と事故はないそうですが、雪が降ったり、がけ崩れがあったら陸の孤島になります。食料を購入できるお店もないし、とても不便なところですが、私はこの「半泊カフェ」が一番のお気に入りです。その理由は3つあります。
一つ目は、目の前にプライベートビーチがあり、砂浜ではなく石のある浜で、波がくると石のぶつかったり擦れる音がして、それがなんとも言えない音色になり、とても落ち着くのです。生まれ故郷の海と一緒だから懐かしく感じるのかもしれません。船も釣り客もほとんどいなく、波の音だけが響きます。本当に寂しいところですが、それが都会暮らしの一人旅にはぴったりなのかもしれません。
二つ目は、半泊教会という、小さな教会がひっそりと建っているからです。木造の教会の中に飾っている写真が歴史の古さを物語っています。五島にはこのような教会がいくつも点在していますが、小高いカフェの窓から眺める教会と海の荒々しさを見るここの景色が私は好きです。カトリック信者でなくても、鍵が開いている時は一般の人も見学できます。
三つ目は、カフェのオーナーご夫婦(佐藤さん)の人柄と、美味しくて珍しいケーキとお茶です。16年前に移住してきた当初は島でゆっくりと過ごしたいと思っていたそうですが、ゆるりとカフェをやりだしたところ、口コミで広まったそうです。お店に行くと放し飼いのニワトリが出迎えてくれるのでのどかです。離れではご主人が製塩作業をしています。それをカフェで『さとうの塩』として販売しています。塩をのせたクッキーや奥さん手作りのキャロットケーキや庭で育てたハーブティ―などが楽しめます。この空間だけゆっくりと時間が流れているような感じなのです。遠くまできた甲斐があるといつも思うのです。
道路で鉢合わせにならないよう、あえて天気の悪い日や平日に行くのですがなぜか、レンタカーとすれ違うことが多いのです。この半泊地区の綺麗な湧き水を気に入って、ジンの蒸留所が昨年完成し、すでに販売もされています。また、半泊分校を改築して、別の方が今度ゲストハウスもオープンするようで、ますますカフェも賑わっていくでしょう。独り占めしたい私としてはちょっと複雑です。
さとうのしお
〒853-0054 長崎県五島市戸岐町1224番地 営業時間:10時~17時 定休日:不定休
TEL:0959-73-0383
公式サイトはこちら
4つのカフェを紹介しましたが、その他にも移住者の方がオープンされた店が色々あります。まだ行ったことのない店を開拓してここに書いていきたいと思っています。
編集部が実際に見て、食べて、飲んで!美味しかったものを厳選!ばらかもん、舞いあがれ!の聖地として有名になった五島市のふるさと納税返礼品のオススメはズバリこれ!
地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
アグリ・コーポレーションでは、現在、事業拡大につき新しい仲間を探しています。地元(長崎県五島市)の方をはじめ、地元以外の移住者、移住を検討されてる方、未経験者、大歓迎です。募集職種、ご応募時の問い合わせFAQ等、詳しくは専用ページにて掲載しています。お問い合わせや質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。