五島市の福江地区には、気軽に利用できるコアワーキングスペースが何ヵ所かあります。コアワーキングスペースができたのもここ数年の間で、オシャレなカフェもあり、ちょっと時間を潰すのもいいですし、出張の方はお仕事ができるので便利です。特に雨の日はいいかもしれませんね。
福江港から近場の便利なカフェ
今回は五島の最新情報やイベント等の発信基地でもあるSERENDIP HOTEL GOTOへ行ってみました。福江港から徒歩15分程、五島市のランドマーク的な福江城のお堀端からは徒歩５分の場所にあります。今日はランチにタイのレッドカレーを食べられるという６月のイベント目的に訪れてみました。梅雨に入って、空気や気持ちがもやっとしがちなこの時期、スパイシーなカレーを食することで気持ちよく汗をかこう！という目論見もあります。とはいえ辛さにそんなに強くないため、フロントで辛さの度合いを尋ねたところ「子供さんがたべられない位の辛さです」との事。少し辛い？それなら多分いけると思いオーダーしました。
SERENDIP HOTEL GOTOは今から４年前の2019年４月に元々あったホテルシャトーイン福江を改装してリニューアルオープンしました。
内装はシンプルな打ちっぱなしのコンクリートと木製のテーブルや椅子のバランスが良いお洒落なワンフロアの１階が、カフェ＆ワーキングスペースとなっています。ワーキングスペースとしてはタワー型電源タップがあるテーブルもあり、パソコンを持ち込んでがっつり集中して作業することも可能です。パソコンだけでなく、資料なども大きく広げて使えるので作業能率も上がりそうです。壁際にはプリンターも置いてありました。
解放感のあるフロアには、４人がけのテーブルが7つ、2人がけが１つ、新聞や雑誌を読む広めのベンチ型の長椅子、いちばん奥には靴を脱いで寛ぐこともできるフローリングにテーブルが２つ置いてあります。中にはカーテン付きの席があり、それを使って個人スペースを確保して小声で会議しているグループも。シンプルながら、合理的だと思いました。フローリング席には子ども連れのお客さんも多く、絵本やちょっとしたおもちゃが置いてあります。
そこには７月から全国版でドラマ放映されるヨシノサツキさん原作の「ばらかもん」のマンガも全巻揃っていました。同じく五島出身の七味さやさんのマンガ「かけこみ!シェアハウス」もありましたよ。一緒に行った家族はちゃっかり寛いで読んでいました。フローリングには小さなお子さんを寝かせることも充分可能です。
可愛いらしいラグが敷いてあることもホテル側の心遣いを感じます。トイレにもしっかりオムツ交換できる台やおしり拭きなども置いてあり、ホスピタリティーを感じました。フロアに流れている音楽もセンスよく、つい長居してしまいそうな雰囲気が心地よく・・そんなコワーキングスペースのフロアは、ワンドリンク注文すると利用可能なのでとてもお得だと思います。
ランチのレッドカレーは、サラダつきで1,000円でした。ローリエとココナッツの香りがタイのカレーらしく風味豊かでお米はしっかりタイ米。気持ちよく南国気分を味わうことが出来ました。次回は６月24日(土)に開催されるそうで、タイカレーは月に２度のペースのようですね。テイクアウトも可能です。食後は、アイスコーヒーを追加しました。程よい酸味がきいていてこれも美味しかったです。ドリンク類は高校生以下は「学割」が使えて、100円引きなのも粋ですね！筆者はランチのあと、このコラムの下書きもしたので滞在時間は２時間半でした。また気軽に１人でふらっと訪れてもいいなぁと思いました。
SERENDIP COFFEE
〒853-0017 長崎県五島市武家屋敷1丁目7-12
TEL：0959-72-3151
営業時間：8：00～20：00
公式サイトはこちら
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ホテル近くの武家屋敷を散策してみた
SERENDIP HOTEL GOTOから歩いて５分の距離には、武家屋敷のふるさと館があるので、足を伸ばしてみてはいかがでしょう。江戸時代に作られたという中級武士の居宅跡を見ることが出来ますよ。武家屋敷の見所としては「こぼれ石」が積み上げられた特徴的な石垣です。鬼岳が噴火した時に流れ出た溶岩が、冷え固まってできた石を利用して作られているそうです。「こぼれ石」は、誰かが屋敷に忍び込もうと石垣に乗ると石が落ち、その音で侵入が分かる仕組みとなっていて、さらに緊急時には石つぶてとして使うことも考えられていたようです。こういう形式の石垣は日本で数ヶ所しかないそうで、とても貴重な場所といえます。
武家屋敷ふるさと館には小さな売店や、五島にまつわる展示物を見ることが出来ます。庭先の縁側に座って寛ぐのもお勧めです。令和４年後期のNHKの朝ドラ「舞いあがれ」で主役の舞ちゃん他、主要キャストがTwitterのオフショットに使われていた「舞いあがれの木」と一緒に写真を撮ることも出来ますよ。売店の方がサービスでシャッターを押してくれますので気軽に声をかけてみても。併設の食事処がありますが、休みも多いので利用する際はSNSで確認するほうが確実だと思います。五島うどんと五島カレー、ランチタイム以外はかんころ餅や紫芋のアイスクリームがおススメです。
他にも、五島出身の美術監督の「山本二三美術館」があります。ジブリのアニメーションの背景画や五島の風景画を展示していますので、興味のある方は是非訪れてみてください。どちらにも利用可能な無料駐車場には普通車が26台おける広さがあります。1つ気をつけて頂きたいのは、武家屋敷の通りは一方通行になってるので、初めて車で訪れる方は入り口の確認を前もってご確認くださると安心です。
武家屋敷ふるさと館
〒853-0017 長崎県五島市武家屋敷2丁目1-20
TEL：0959-72-2083
営業時間：8時30分～17：00（喫茶店は11：00～16：00）
定休日：月曜日
山本二三美術館
〒853-0017 長崎県五島市武家屋敷2丁目2-7
TEL：0959-76-3923
営業時間：9：00～18：00
定休日：月曜日
公式サイトはこちら
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
アグリ・コーポレーションでは、現在、事業拡大につき新しい仲間を探しています。地元（長崎県五島市）の方をはじめ、地元以外の移住者、移住を検討されてる方、未経験者、大歓迎です。募集職種、ご応募時の問い合わせFAQ等、詳しくは専用ページにて掲載しています。お問い合わせや質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。
