韓国ドラマやSNSで、さつまいもを使ったスイーツや料理を目にする機会が増えたのではないでしょうか。カフェ定番のドリンク「コグマラテ」から、屋台の焼き芋「クンコグマ」とキムチという意外な組み合わせまで、韓国では驚くほど多様な形で親しまれています。なぜこれほどまでに韓国でさつまいもが愛されているのか。その背景には、主食にもなるヘルシーなダイエットフードとしての一面と、寒い日に心と体を温める国民的おやつとして、食文化に深く根付いているという理由がありました。この記事を読めば、韓国でさつまいもが人気の理由から、日本の品種との違い、現地で人気の食べ方、日本で楽しめる商品やレシピまで、その魅力のすべてが分かります。
まずはコレから 韓国で人気のさつまいもの食べ方
韓国語でさつまいもを意味する「コグマ」。私たちの想像を超える多様なスタイルで、韓国の人々に愛されています。まずは、数ある食べ方の中でも特に人気が高く、韓国の食文化を象徴する3つのスタイルをご紹介します。それぞれの特徴を知れば、きっとあなたもお気に入りの一品が見つかるはずです。
屋台の定番 焼き芋「クンコグマ」とキムチの組み合わせ

厳しい冬の寒さが訪れると、韓国の街角には焼き芋「クンコグマ」の屋台が登場し、甘く香ばしい匂いが漂います。日本の焼き芋と同じく、心も体も温まる冬の風物詩として国民的な人気を誇るおやつです。しかし、韓国ならではのユニークな点は、アツアツの焼き芋にキムチを乗せて一緒に食べるというスタイルです。 この組み合わせは、日本人にとっては少し驚きかもしれませんが、現地ではごく当たり前の光景として親しまれています。 さつまいもの持つ蜜のような濃厚な甘さと、キムチの持つピリッとした辛味と酸味、そしてシャキシャキとした食感が口の中で一体となり、互いの味を引き立て合う絶妙なハーモニーを生み出します。甘いとしょっぱいを繰り返す「あまじょっぱい」魅力は、一度体験するとやみつきになる美味しさです。
韓国カフェの定番ドリンク「コグマラテ」
「コグマラテ」は、その名の通りさつまいもを使ったラテで、韓国のカフェでは季節を問わず楽しめる定番ドリンクの一つです。 蒸したさつまいもをペースト状にし、温かい牛乳や豆乳と合わせて作られるこの飲み物は、さつまいも本来の自然で優しい甘さと、とろりとした滑らかな口当たりが最大の特徴です。 砂糖の甘さとは一線を画す、素材由来のほっこりする味わいは、どこか懐かしさを感じさせます。お好みでシナモンパウダーや砕いたナッツをトッピングすることもあり、香ばしい風味がアクセントとなって、より一層豊かな味わいを楽しめます。 食事代わりにもなるほどの満足感がありながら、ヘルシー志向の方にも嬉しい一杯です。
SNSで大人気 もちもち食感の「コグマパン」
近年、SNSを中心に日本でも大きな話題を呼んでいるのが、さつまいもを意味する「コグマパン」です。 このパンの魅力は、なんといっても皮の色や形まで本物のさつまいもにそっくりな、その愛らしい見た目にあります。 紫芋パウダーなどを練り込んだもちもち食感の生地で、中には甘く仕上げられたさつまいも餡がぎっしりと詰まっています。 一口食べれば、生地の弾力ある食感と、餡のホクホクとした優しい甘みが口いっぱいに広がり、見た目だけでなく味わいにも驚かされます。 パンという名前ですが、スイーツとしての満足感も非常に高く、その見た目と味で多くの人を魅了しています。
| 食べ方 | 主な特徴 | 味わい・食感 |
|---|---|---|
| クンコグマとキムチ | 冬の屋台の定番で、焼き芋にキムチをのせて食べます。 | さつまいもの甘さと、キムチの塩気や酸味の組み合わせが後を引きます。 |
| コグマラテ | カフェで親しまれているドリンクで、蒸したさつまいもと牛乳を合わせます。 | 自然な甘みがあり、とろりとしたなめらかな口当たりです。 |
| コグマパン | SNSでも話題のパンで、見た目がさつまいもに似ています。 | もちもちの生地と、ホクホクした甘いさつまいも餡の相性が楽しめます。 |
日本で買える 韓国のさつまいも関連商品

かつては韓国旅行のお土産や、現地のスーパーで手に入れるのが主流でしたが、今では日本国内でも韓国のさつまいもを使った商品を驚くほど簡単に見つけられるようになりました。輸入食品を扱うお店はもちろん、トレンドの発信地から日々の生活に欠かせないコンビニまで、その選択肢は着実に広がっています。ここでは、私たちの身近にあるお店で手に入る、魅力的な韓国さつまいも関連商品をご紹介します。
カルディや業務スーパーで探す冷凍コグマ
気軽に韓国の食材を探すなら、まず覗いてみたいのがカルディコーヒーファームや業務スーパーです。世界中の珍しい食材が並ぶこれらの店舗では、韓国直輸入の商品も数多く取り扱っています。特に冷凍食品コーナーは、本場の味を手軽に家庭で再現できる商品の宝庫と言えるでしょう。焼き芋や大学芋、あるいはチャプチェ用の春雨など、さつまいもを原料とした様々な商品が私たちの食卓を豊かにしてくれます。
| 店舗 | 見つかる可能性のある商品例 | 特徴 |
|---|---|---|
| カルディコーヒーファーム | さつまいも春雨 | さつまいも澱粉を原料とした、もちもちとした食感が特徴の春雨です。チャプチェなどの韓国料理はもちろん、鍋物や炒め物にも幅広く使えます。 |
| 業務スーパー | さつまいもボール | 紫芋を練り込んだ生地で、さつまいも餡を包んだ冷凍スイーツです。揚げるだけで、外はカリッと、中はとろりとした食感が楽しめます。 |
新大久保で味わう最新の韓国さつまいもスイーツ

韓国の食文化のトレンドを肌で感じたいのであれば、やはり新大久保に足を運ぶのが一番です。この街には、韓国で今まさに流行しているスイーツを味わえるカフェや専門店が軒を連ねています。一口にさつまいもスイーツと言ってもその種類は実に多彩で、訪れるたびに新しい発見があるはずです。 本物のさつまいものような形をした可愛らしい「コグマパン」や、焼き芋にたっぷりのチーズを乗せた進化系スイーツなど、見た目も味も楽しめるメニューがSNSを賑わせています。 韓国のカフェ文化を日本にいながらにして感じられるのは、なんとも嬉しい体験です。
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コンビニで買える韓国風さつまいもスナック
もっとも身近な存在であるコンビニエンスストアでも、韓国を感じさせるさつまいも商品を見かける機会が増えてきました。スナック菓子コーナーには、さつまいもの自然な甘みを活かしたチップスや、甘じょっぱい味わいが後を引くスティック状のお菓子などが並びます。 これらの中には期間限定で販売されるものも多く、見かけた際にはぜひ一度試してみたいところです。 いつものおやつ時間に少し違った選択肢を加えるだけで、手軽に韓国の味覚を楽しむことができます。
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韓国のさつまいもと日本の品種は何が違うのか
日本でさつまいもといえば秋の味覚の代表格ですが、お隣の韓国では季節を問わず一年中親しまれている国民的な食材です。 カフェのドリンクから屋台のおやつ、さらにはダイエット食まで、その用途は実にさまざま。 そんな韓国のさつまいもは、韓国語で「コグマ(고구마)」と呼ばれています。 一口にコグマと言っても、日本と同じように多様な品種が存在し、それぞれに個性豊かな味わいがあるのです。
ここでは、韓国で愛される代表的なコグマの品種と、私たちの食卓にも馴染み深い日本のさつまいもには、一体どのような違いがあるのかをじっくりと見ていきましょう。
韓国のさつまいも「コグマ」の基礎知識

「コグマ」とは、特定の品種を指す名前ではなく、韓国語でさつまいも全般を意味する言葉です。 日本でも「べにはるか」や「なると金時」といった様々な品種があるように、韓国にもいくつものコグマが存在します。 かつては日本から伝わった品種が栽培の主流でしたが、現在では韓国独自の品種改良も進み、食感や甘さの異なる個性豊かなコグマが市場に並んでいます。驚くことに、現在韓国で栽培されているさつまいもの多くは、元をたどれば日本の品種であると言われています。 それらが韓国の風土と食文化の中で独自の進化を遂げ、人々の暮らしに深く根付いているのです。
代表的な韓国の品種3選 その特徴と味わい
数あるコグマの中でも、特に韓国で広く知られ、愛されている代表的な3つの品種をご紹介します。それぞれの名前が食感や味わいの特徴を実によく表している点にも注目してみてください。
栗のような「パンコグマ」
「パン(밤)」とは韓国語で「栗」を意味します。 その名の通り、栗を思わせるような、ほくほくとした粉質の食感が最大の特徴です。 水分が少なく、甘さは比較的控えめ。どこか懐かしさを感じる素朴な味わいは、昔ながらの焼き芋に近いイメージかもしれません。加熱しても形が崩れにくいため、蒸し芋や天ぷらなど、幅広い料理に活用されます。
かぼちゃのような「ホバクコグマ」
「ホバク(호박)」は「かぼちゃ」のこと。 こちらはパンコグマとは対照的に、水分をたっぷりと含み、まるでかぼちゃのペーストのようにねっとりとクリーミーな食感が楽しめます。 果肉は鮮やかなオレンジがかった黄色で、見た目もかぼちゃによく似ています。 糖度が高く、濃厚な甘みがあるため、焼き芋にすると蜜がじゅわっと溢れ出すほど。スイーツのような感覚で味わえる人気の品種です。
蜜たっぷりの「クルコグマ」
近年、韓国のさつまいも界の主流となっているのが、この「クルコグマ」です。「クル(꿀)」は「蜜」を意味し、その名の通り、蜜のように強い甘さとジューシーさが魅力の品種です。 食感はホバクコグマに近いねっとり系で、加熱するとより一層甘みが増し、とろけるような口当たりになります。実はこのクルコグマ、日本の「紅はるか」という品種が韓国に渡り、定着したものだと言われています。 まさに日韓のさつまいもの美味しさが融合した品種と言えるでしょう。
日本の人気品種との甘さや食感の比較

韓国のコグマと日本のさつまいも、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。ここで、それぞれの代表的な品種を比較しながら、その特徴を整理してみましょう。食文化は違えど、人々の好みが「ほくほく」から「ねっとり」へと移り変わってきた食感のトレンドは、驚くほど似通っています。
| 分類 | 品種名 | 主な特徴 | 食感 | 甘さ |
|---|---|---|---|---|
| 韓国(ほくほく系) | パンコグマ(栗こぐま) | 栗のような風味で、水分が少なめです。 | ほくほく・粉質 | 控えめ |
| 韓国(ねっとり系) | ホバクコグマ(かぼちゃこぐま) | かぼちゃのようなオレンジ色の果肉が特徴です。 | ねっとり・クリーミー | 強い |
| 韓国(蜜・ねっとり系) | クルコグマ(蜜こぐま) | 日本の紅はるかをルーツに持ち、蜜が多くジューシーです。 | ねっとり・とろける | 非常に強い |
| 日本(ほくほく系) | 紅あずま | 関東で親しまれている代表的な品種で、上品な甘さがあります。 | ほくほく・しっとり | やや強い |
| 日本(ねっとり系) | 安納芋 | 種子島発祥で、クリームのように濃厚な甘みと食感が特徴です。 | ねっとり・なめらか | 非常に強い |
| 日本(しっとり・ねっとり系) | 紅はるか | クルコグマの元になった品種で、甘みが強く後味はすっきりしています。 | しっとり・ねっとり | 非常に強い |
こうして見ると、韓国の「パンコグマ」は日本の「紅あずま」のようなほくほく系に、そして「ホバクコグマ」や「クルコグマ」は「安納芋」や「紅はるか」といった、日本で人気のねっとり・しっとり系の品種に非常に近い特徴を持っていることがわかります。 国は違えど、美味しいと感じるさつまいもの味わいには、共通する魅力があるのかもしれませんね。
なぜ韓国では「さつまいも」がブームなのか
日本でも秋の味覚として親しまれているさつまいもですが、お隣の韓国では季節を問わず、まさに国民食として愛されています。 カフェの定番メニューからダイエット食まで、その人気はとどまるところを知りません。 いったいなぜ、韓国の人々はこれほどまでにさつまいもに魅了されるのでしょうか。その背景には、現代のライフスタイルに合致した魅力と、この国ならではの食文化に根差した深い歴史が関係していました。
主食にもなるダイエットフードとしての側面

韓国でさつまいもが絶大な支持を得ている大きな理由の一つが、「コグマダイエット」と呼ばれるダイエット法が広く浸透していることです。 「コグマ」とは、韓国語でさつまいものこと。 これは、ご飯やパンなどの主食を、蒸したり焼いたりしたさつまいもに置き換えるというシンプルなもの。 多くのK-POPアイドルや女優が実践していることで知られ、美容への関心が高い若者を中心にブームとなりました。
なぜ、さつまいもがダイエットに適しているかというと、その栄養価に秘密があります。さつまいもは白米に比べてカロリーが低く、それでいて食物繊維が非常に豊富なため、少量でも満腹感を得やすく、腹持ちが良いのが特徴です。 また、食後の血糖値の上昇が緩やかであることを示すGI値が低い「低GI食品」であることも重要なポイント。 血糖値の急上昇は脂肪の蓄積につながりやすいため、これを防ぐことができるさつまいもは、まさにダイエットの強い味方と言えるのです。
| 項目 | さつまいも(蒸し・100gあたり) | 白米(ごはん・100gあたり) |
|---|---|---|
| カロリー | 約134kcal | 約156kcal |
| GI値 | 低い | 高い |
| 食物繊維 | 豊富 | 少ない |
このように、美味しく満足感を得ながら健康的に体重管理ができるという側面が、多くの人々を惹きつけているのです。
寒い冬の日に心と体を温める国民的おやつ

韓国の冬の情景を思い浮かべるとき、多くの人が道端の屋台で売られている温かい焼き芋「クンコグマ」を連想するのではないでしょうか。 湯気が立ちのぼる屋台で買った熱々の焼き芋を手に、凍える体を温めるのは、韓国の冬の風物詩であり、世代を超えて愛される国民的なおやつとしての光景です。この素朴で心温まるイメージが、さつまいもへの親しみを一層深いものにしています。
単に甘いおやつとしてだけでなく、キムチと一緒に食べるという韓国ならではの食文化も、さつまいもの人気を支えるユニークな要素です。 甘いさつまいもとしょっぱいキムチの組み合わせは、一見意外に思えるかもしれません。しかし、さつまいもの甘さがキムチの辛さを和らげ、逆にキムチの塩味がさつまいもの甘さを引き立てるという、絶妙な味のハーモニーを生み出します。この「甘じょっぱい」組み合わせがクセになると、多くの人に支持されているのです。
韓国の食文化に根付いた歴史的背景
さつまいもが韓国でこれほどまでに愛されているのは、単なるブームや味の良さだけが理由ではありません。その根底には、この国の歴史と深く結びついた「救荒作物」としての側面があります。さつまいもが韓国に伝わったのは18世紀、朝鮮通信使が対馬から持ち帰ったのが始まりとされています。 当時、凶作に苦しんでいた人々にとって、痩せた土地でも比較的簡単に栽培できるさつまいもは、飢えをしのぐための貴重な食料でした。
特に、食糧難の時代には主食の代わりとして多くの人々の命を支えた歴史があり、さつまいもは単なる食材を超え、「生きるための糧」としての重要な役割を担ってきました。こうした背景から、さつまいもに対して特別な思い入れを持つ人々も少なくありません。かつて人々を救った食べ物が、時を経て現代では健康や美容に良いヘルシーフードとして再び脚光を浴びているという事実は、非常に興味深いと言えるでしょう。このように、苦難の時代を乗り越えるための知恵が、現代のライフスタイルにも通じる価値として受け継がれ、韓国の食文化に深く根付いているのです。
おうちで簡単 韓国風さつまいもレシピ3選
韓国の家庭やカフェで親しまれている、さつまいもを使った美味しいレシピをご存知でしょうか。ここでは、日本のご家庭でも手軽に挑戦できる、人気の韓国風さつまいもレシピを3つ厳選してご紹介します。おやつの時間にはもちろん、ちょっとしたおもてなしにも喜ばれること間違いありません。それぞれのレシピには、より美味しく仕上げるためのワンポイントも添えましたので、ぜひ参考にしてみてください。
とろーりチーズが美味しいコグマチーズボール

さつまいもの自然な甘みと、中からとろけ出すチーズの塩気が絶妙なハーモニーを奏でるコグマチーズボール。外はカリッと、中はもちもちとした食感が楽しく、一度食べ始めると止まらなくなる美味しさです。お子様のおやつにも、大人のおつまみにもぴったりな一品です。
材料(作りやすい分量)
| 材料名 | 分量 |
|---|---|
| さつまいも | 中1本(約300g) |
| 片栗粉 | 大さじ4 |
| 砂糖 | 大さじ1 |
| 塩 | 少々 |
| モッツァレラチーズ(ピザ用またはブロック) | 50g |
| 揚げ油 | 適量 |
作り方
| 1 | さつまいもは皮をむいて適当な大きさに切り、柔らかくなるまで蒸すか電子レンジで加熱します。熱いうちにフォークやマッシャーで丁寧につぶします。 |
|---|---|
| 2 | 粗熱が取れたら、片栗粉、砂糖、塩を加えてよく混ぜ、生地をまとめます。まとまりにくい場合は、牛乳または水を少量加えて調整してください。 |
| 3 | 生地を8等分にし、平たく伸ばして中央にモッツァレラチーズをのせ、はみ出さないように包んで丸めます。 |
| 4 | 170℃に熱した油で、時々転がしながら、きつね色になるまで3〜4分揚げます。 |
美味しく作るためのワンポイント
生地を混ぜ合わせる際、さつまいもの熱が完全に取れてから片栗粉を加えるのが、もちもち食感を出すための秘訣です。また、揚げる際には一度にたくさん入れすぎず、少量ずつ揚げることで、油の温度が下がらずカリッと仕上がります。
素朴な甘さが魅力の韓国風大学芋「マッタン」

日本の大学芋とは少し趣の異なる、韓国の定番おやつ「マッタン」。 水飴を使わず、砂糖を煮詰めて作るカリカリの飴が特徴で、さつまいも本来の素朴な甘さと食感を引き立てます。 作り方はとてもシンプルですが、その奥深い味わいはどこか懐かしく、多くの人に愛されています。
材料(作りやすい分量)
| 材料名 | 分量 |
|---|---|
| さつまいも | 中1本(約300g) |
| 砂糖 | 大さじ4 |
| サラダ油 | 大さじ3 |
| 黒いりごま | 少々 |
作り方
| 1 | さつまいもは皮をよく洗い、水気を拭き取ってから一口大の乱切りにします。アク抜きのために水にさらす必要はありません。 |
|---|---|
| 2 | フライパンにサラダ油と切ったさつまいもを入れ、火にかける前に全体をよく絡めます。 |
| 3 | フライパンを中火にかけ、さつまいもに竹串がすっと通るまで、時々転がしながらじっくりと揚げ焼きにします。 |
| 4 | さつまいもに火が通ったら砂糖を全体に振り入れ、火を少し弱めます。砂糖が溶けて飴状になり、全体に絡んで香ばしい焼き色がついたら火を止めます。 |
| 5 | クッキングシートを敷いたバットなどに移し、熱いうちに黒いりごまを振りかけ、冷まして飴を固めます。 |
美味しく作るためのワンポイント
マッタン作りで最も重要なのは、飴を焦がさないことです。砂糖を加えてからは火加減を弱め、フライパンを揺すりながら均一に絡めるようにしましょう。さつまいもと油を冷たい状態から一緒に火にかけることで、中心までじっくりと火が通り、ホクホクとした食感に仕上がります。
ヘルシーおやつ 干し芋「コグママルレンイ」

「コグママルレンイ」は、韓国語で「さつまいもを干したもの」という意味を持つ、手作りの干し芋です。添加物を一切使わず、さつまいもだけで作れるため、素材の味を存分に楽しむことができます。ねっとりとした食感と凝縮された自然な甘みは、ダイエット中の方や健康を気遣う方にもおすすめのヘルシーなおやつです。
材料(作りやすい分量)
| 材料名 | 分量 |
|---|---|
| さつまいも(ねっとり系の品種がおすすめ) | お好みの量 |
作り方
| 1 | さつまいもをよく洗い、蒸し器でじっくり蒸します。竹串が抵抗なくスッと入るくらい、中心までしっかり火を通します。 |
|---|---|
| 2 | 蒸しあがったさつまいもは粗熱を取り、手で触れる程度まで冷めたら皮をむきます。 |
| 3 | 1cm〜1.5cmほどの厚さで、縦長のスティック状や輪切りなど、好みの形に切ります。 |
| 4 | ザルや網に重ならないよう並べ、風通しの良い場所で天日干しします。天候にもよりますが、2〜4日ほどで表面が乾き、中がねっとりしてきたら完成です。 |
美味しく作るためのワンポイント
コグママルレンイを成功させる鍵は、さつまいもを焦らず、中までしっかりと蒸し上げることです。これにより、甘みが最大限に引き出されます。天日干しが難しい場合は、オーブンを使う方法もあります。100℃に予熱したオーブンで、様子を見ながら60分〜90分ほど加熱し、その後網の上で冷ますことで、手軽に作ることができます。
まとめ

この記事を通して、韓国でさつまいもがなぜこれほどまでに愛されているのか、その理由がお分かりいただけたのではないでしょうか。単なるブームというわけではなく、ヘルシーな食事として、また寒い日に心と体を温める国民的おやつとして、人々の暮らしに深く根付いているからこそなのです。焼き芋とキムチという意外な組み合わせから、カフェの定番ラテや最新スイーツまで、その楽しみ方は実に多彩です。日本のさつまいもとはまた違った魅力を放つ韓国のさつまいもの世界を、ぜひご家庭でも探求してみてください。








