オリジナルTシャツ「焼き芋Tシャツ」はおしゃれ?オリジナルで作ってみた

Tシャツは万能アイテム。今やTシャツは夏だけのファッションアイテムではないことは皆さんもよくご存じかと思います。この五島商店佐藤の芋屋メディアでもさつまいも、焼き芋のサブカルチャー的な要素で「焼き芋の食品サンプル」や「さつまいもグッズ」を紹介する記事や「着るさつまいも」や「さつまいも絵本」まであります。今回は、焼き芋Tシャツに関してのちょっと面白い試みもありますので最後までご覧いただければと思います。面白い試み?そう…これは…さっきすれ違った人と同じTシャツだったということが無いがヒントです。ではでは行ってみましょう!

Tシャツはコミュニケーションの一部!?

焼き芋Tシャツ-デザイナーイメージ

デザイナーの友人がよく話していることが「Tシャツを作りたい」です。なぜ?Tシャツ?と聞いてみるとTシャツはキャンバスのようなものなので自分のアイデアやスタイル、独自のデザインを加えることができ、メッセージも伝えることができるとのこと。でも1番は自分のブランドを作るときに一番最初のステップでもあるらしいのです。と言ってもデザイナーになるわけではないのですが、実は、私たちのメディアでも取り上げている長崎県五島市のランチやカフェ情報を発信するInstagramアカウント「福江島ランチーズ」での活動が、この話題とつながっています。

焼き芋Tシャツ-福江島ランチーズTシャツ

その取材時に着用しているTシャツが密かに人気を集めているのです。これを聞くと、Tシャツが単なる服ではなくコミュニケーションの一部であることがよくわかります。また、以前このメディアで公開した「着るさつまいも」をテーマにした記事が大きな反響を呼んだことも思い出しました。焼き芋やさつまいもといった意外性のあるテーマが、ファッションを通じて新たなサブカルチャーとして注目される流れがあるようです。Tシャツという身近なアイテムが、日常に新しい視点や価値をもたらしてくれるのかもしれません。

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そこで、「五島商店佐藤の芋屋」がオリジナルのさつまいも・焼き芋をテーマにしたTシャツを作ろうという話が持ち上がったのは夏前のことでした。そして、ようやく動き出したのが晩秋になってからのことです。今回製作を目指しているTシャツのロゴや画像に関するコンセプトとしては、「奇抜ではないこと」と「普段着として着られること」の2点が基盤となっています。この2つのポイントを外さないことで、どんな人でも日常的に手に取れるデザインを目指しています。

焼き芋Tシャツ-Tシャツイメージ

これに対し、自己満足的な奇抜さを追求したロゴや、さつまいものイメージ画像を前面に押し出したデザインは、実際には使い勝手が限られ、パジャマ代わりにしかならないのではないかという懸念があります。そのため、Tシャツを「日常使いのアイテム」として成立させるためには、奇をてらうことなく、むしろシンプルで親しみやすいデザインを優先する必要があると考えています。ところで、こうしたコンセプトを詰める中で気になってきたのが、現在のTシャツ文化がどのように進化しているのかという点です。単なる服としての役割を超えたTシャツは、メッセージ性やアート性、あるいはコミュニティを象徴するアイテムとしての価値を持つ時代に入りつつあります。

焼き芋Tシャツ-Tシャツイメージ2

街中では、趣味や興味をさりげなく伝えるものから、コレクターズアイテムとして作られた特別なデザインのものまで、非常に幅広い選択肢が見られます。シンプルでありながら「物語」を感じさせるデザインが好まれる傾向も強まっているようです。この背景を踏まえた上で、「奇抜ではなく普段着として馴染むTシャツ」という方向性がどれだけ需要に合致するのかを考えつつ、具体的なデザインを模索していきたいと思います。

Tシャツ文化の今と昔

アメリカ文化イメージ

冒頭でも触れたように、日本のTシャツ文化は単なるファッションの一部にとどまらず、友人のデザイナーが語っていたように自己表現の場であり、象徴的なアイテムとしての役割も担っているようです。そのルーツを辿ると、Tシャツが日本に入ってきたのは第二次世界大戦後のことで、アメリカ文化の一環として持ち込まれ、瞬く間に広がっていきました。当初は肌着としての印象が強かったものの、プリント技術の発展や繊維の高性能化に伴い、デザイン性や質感が飛躍的に向上し、若者を中心にファッションアイテムとしての地位を確立していきました。

浮世絵イメージ

特に日本製のTシャツは、繊維技術の精巧さと高い品質が特徴で、着心地の良さや耐久性から高価格帯の商品でも支持されています。そのため、国内外での人気が非常に高く、最近では日本ブームやインバウンド需要の影響を受け、「浮世絵」や「漢字」、「和柄」など、日本独特の美意識を取り入れたデザインがプリントTシャツで注目を集めています。

和柄イメージ

観光客が日本を訪れた際のお土産として購入したり、海外からのオンライン注文が増えたりと、その需要はますます拡大しているようです。


最近のTシャツ文化

布リサイクルイメージ

近年の世界的な流れとして、環境に配慮した製品への注目も高まっています。Tシャツの製造でも、オーガニックコットンやリサイクル素材を使用した商品が増加し、サステナビリティの観点を重視する動きが見られます。

オーガニックコットンイメージ

こうしたエコフレンドリーな製品は、単に素材の環境負荷を軽減するだけでなく、消費者にとっても「選ぶこと自体が価値を持つ」アイテムとして人気を集めています。このように、Tシャツはそのシンプルさと多様性から、ファッションだけでなく文化や価値観、社会意識までも反映する万能なアイテムへと進化していると言えるでしょう。

 

機能性素材イメージ

近年では、例えば発熱素材を使った冬向けのTシャツや、抗菌・防臭機能を備えたもの、さらには紫外線をカットするUVカットTシャツなど、機能性を重視した商品も多く見られるようになりました。日常のあらゆるシーンで役立つ便利さと、個性を発揮できる表現力を兼ね備えたTシャツ。現代において、その存在感はますます強まっているようです。

高級Tシャツの登場

オフィス用Tシャツイメージ

万能なアイテムである「Tシャツ」は、時代とともに進化を遂げ、最近では高級Tシャツと呼ばれるカテゴリーが注目を集めています。スーツやジャケットの下に着るためにデザインされたこれらのTシャツは、フォーマルな場面でも違和感なく使えるよう工夫されています。ビジネスシーンにも対応可能なこれらのアイテムは、ファッション性と機能性を兼ね備えており、これまでカジュアルな印象が強かったTシャツの可能性をさらに広げています。

シルクイメージ

高級Tシャツは素材にも特別なこだわりがあり、シルクやカシミアをブレンドした生地や、吸湿性や通気性に優れた最高品質のコットンが使用されています。これにより、着心地の良さと高級感が同時に得られ、肌に触れる瞬間から特別な感覚を味わえるように設計されています。

カシミアイメージ

また、縫製やディテールにも徹底的にこだわり、シンプルでありながら上品な仕上がりが特徴です。そのため、高価格帯にもかかわらず多くの支持を集めています。さらに、これらの高級Tシャツは、ただラグジュアリーであるだけでなく、現代のライフスタイルに寄り添った実用性も評価されています。ビジネスカジュアルの普及に伴い、シャツやネクタイの代わりにTシャツを選ぶスタイルが定着しつつある中、清潔感やプロフェッショナルな印象を保ちながら快適さを追求できるアイテムとして需要が高まっています。特に、ジャケットの内側に合わせたときに余計なシワが寄らない設計や、汗ジミが目立ちにくい加工が施されているものも多く見られます。

オリジナル焼き芋Tシャツを作ろう

さて、少し話が逸れてしまいましたが、元のテーマに戻ると、今回の「五島商店佐藤の芋屋オリジナルTシャツを作ろう!」という企画。やはり安納芋やふくむらさきといった有機栽培のさつまいもを扱う会社らしく、「焼き芋」や「YAKIIMO」という言葉は外せない要素となりそうです。このTシャツを通じて、ブランドの特徴や商品の魅力を自然に伝えられるデザインが理想といえるのではないかと…。

筆者自身はデザイナーではないため、まずはAI画像生成を活用して試してみたのですが、思い描いていたイメージにはなかなか近づけませんでした。プロンプトの内容に改善の余地があったのか、生成された画像は「想像していたものとは少し違う」という結果に。とはいえ、見方によっては「これも有りなのではないか」と思える部分もあり、完全に失敗とは言い切れない微妙な仕上がりでした。

ai画像生成失敗例のさつまいも畑と麦わら帽子

例えば試したプロンプトの一つが、「麦わら帽子をかぶった女性がさつまいも畑を眺めている風景を後ろから撮影した画像」や「麦わら帽子をかぶった女性がさつまいも畑で農作業をしている風景の画像」。これらを基に生成された画像を見ると、確かに左側にそれらしき「さつまいも」らしい物体が配置されてはいるものの、全体の雰囲気や構図がどこかしっくりこない印象がありました。

ai画像生成失敗例のさつまいも畑で作業をする人

想像していた田園風景や暖かみのある色彩からは離れており、「まだまだAIを使いこなすには学習が必要だな」と痛感した次第です。そこで、以前「干し芋」「大学芋」「芋けんぴ」といったさつまいもをテーマにしたお菓子のビジュアルを、画像生成AIを駆使して作り上げた経験を持つクリエイターにお願いし、今回のTシャツ用のイラストを依頼してみました。このクリエイターの強みは、AI画像生成を単なるツールとして使うのではなく、その出力をもとに独自の感性やテクニックで補完し、仕上げていくスタイルです。例えば、さつまいもをモチーフにしながらも、土っぽさや温かみを感じさせる色彩のバランスや、見る人にほっこりした気分を与えるような柔らかなタッチが特徴です。そのため、単なるイメージ画像ではなく、Tシャツのデザインとしても実際に使えるような完成度の高いビジュアルが期待できるのではないかと…期待するしかないのですけどね。

干し芋、大学芋、芋けんぴのさつまいものお菓子をaiで画像生成してみた

今回、お願いしたのは次の感じです。全部でイメージは3つ。一つ目は「ねっとりした焼き芋のイメージ」。二つ目は「ほくほくした焼き芋のイメージ」。三つ目は「焼き芋のロゴ風なイメージ」。特に3つ目は、かなり難しいかもと事前に情報をいただいていたのでたっぷり時間をかけて作成をしていただきました。ひとつひとつ説明をしていきたいのですが、あれやこれやと言うよりはまずは見ていたければと思います。完成したのはこんなTシャツです。

出来上がった焼き芋Tシャツはこちら

焼き芋のイラストのTシャツで「YAKIIMO」文字入り

焼き芋のイラストのTシャツで「YAKIIMO」文字入りです。詳しくはこちら

ねっとり系の焼き芋をイメージした画像に「YAKIIMO」の文字入りで女性用Tシャツ

こちらはねっとり系の焼き芋をイメージした画像に「YAKIIMO」の文字入りで女性用Tシャツになります。詳しくはこちら

ホクホク系焼き芋のイラスト「焼き芋」と「YAKIIMO」の文字入りTシャツ

こちらも女性用Tシャツですがホクホク系焼き芋のイラストと冒頭でも少し触れた「和」、「漢字」の「焼き芋」と「YAKIIMO」の文字入りTシャツです。詳しくはこちら

焼き芋をモチーフにイラスト化したデザインTシャツ

焼き芋をモチーフにイラスト化したデザインTシャツです。言われないと「焼き芋」と分からない…そのような声が聞こえて来そうですが…詳しくはこちら

焼き芋をモチーフにデザインしたイラストを中心に配置したTシャツ

こちらも焼き芋をモチーフにデザインしたイラストを中心に配置したTシャツです。筆者的にはこれはなかなか良い感じでは??と思っているのですが…詳しくはこちら

焼き芋TシャツのECサイトこんな感じでaiを駆使して焼き芋の画像を生成したイラストや焼き芋をモチーフにしデザインをしたTシャツがこちらのECサイトで購入することが出来ます。すれ違う人と同じTシャツだった!?ということがまず無いようなTシャツをお探しであればオススメします。間違ってもパジャマ代わりに着用しないでくださいね。