五島でラーメンと言えば「らーめん敏(五島市・福江島)」と言われるくらい有名なお店。有名な「えびラーメン」と「えび炒飯」を食べてみた!塩味が美味しいとろみのあるスープは絶品

一週間ほど出張で外遊をして昼過ぎに五島福江空港に到着。【伊丹空港】10時30分→11時45分【福岡空港】12時05分→12時50分【五島福江空港】のルート。そのまま、五島市(福江島)三井楽町のアグリ・コーポレーションに出勤するか?15時から五島農業法人協会の研修会に参加するまでの時間で取引先などに挨拶するか?悩んだ結果、富江町にある「らーめん敏」に向かうことにした。

らーめん敏は迷いやすい

五島福江空港から約20分で富江町の入口に店舗を構えるラーメン敏に到着。このお店へ初めて行くときに迷うのは、鳥居を車で通りすぎた場所に店舗があるため初めて来る方は驚くかもしれない。なせなら私も鳥居の前で一度車を降りてから、徒歩で向かったことがあるため。かなり迷いやすい。12月13日(水)時間は13時20分でお客様は3組ほどいた。閉店間際なので、らーめん敏名物の行列の姿は消えていた。席はカウンターが9席あり入口に一番近い席を案内される。五島市(福江島)に移住して13年目で、「らーめん敏」にくるのは今回で4回目。塩味のインパクトが強いラーメン屋で、お水を相当飲んだ記憶があるなぁ~と思い出しながら、何を注文しようか悩む。

メニューは壁に貼ってある。70歳ぐらいの白髪の大将とアルバイトの女性の二人で切り盛りしている。人気No1のえび塩ラーメンか?えび炒飯も食べれるか?悩んだ結果、「えび塩ラーメン(800円)と餃子(400円)でおねがいします」と注文すると、ぎょうざが売り切れだった為、しゅうまい(300円)に変更した。お客様は3組で、20代後半の女性二人組と、70歳前後のおじさん二人組、そして30代中盤の夫婦が召し上がっていた。客層の幅は広い。

お水はセルフサービスで、高校時代を思い出す年季の入った給水器。もう少しコップが大きいほうがありがたいと思っている間にしゅうまい(400円)と辛子付きのお醤油が届く。(えび塩ラーメンをまってから食べよう)と心でつぶやきラーメンを待つことに。すぐに、えび塩ラーメンがやってくる。

塩味の美味しさ

油が多くて超人的に熱い。熱々で細麺ストレート。具材は海老、白ネギ、青梗菜(ちんげんさい)とシンプル。スープは少しとろみあり。何度か麺を手繰り寄せ、熱さを逃がさないと食べれないほど熱い。やはり、強烈な塩味。これは「しおあじ」ではなく、「えんみ」である。そう感じるほど美味しい。白ネギの食感もつよく、えび塩にあっている。青梗菜が箸休めの役割をしているのか。えびも大きくて、塩味にえび、白ネギ、青梗菜のバランスが最高。記憶どおり、お水を6杯のんだ。それほどに強烈な塩味である。

しゅうまいを辛子につけながら(ビール飲みたいな・・・、ハンドルキーパーがいたら100%飲んでるな)

全て食べ終わると皿の底に大量のニンニクあり。ニンニクの風味でうま味を最大限に引き出しているのかと感心した。

えび炒飯を追加オーダー

ごちそうさまをする直前、女性二人組が注文したえび炒飯(750円)を左目が捉えてしまった。(うーん、食べたい。胃袋は大丈夫か・・・。ラストオーダーを過ぎているような・・・)

「すみません、えび炒飯いけますか」

「良いよ」

およそ3分で届く。湯気をゴウゴウあげながら目の前にやってくる。炒飯の量が通常の1.5倍ぐらいあるのではないか!?。えび、レタス、卵、ネギがはいっている。レタスが多いので都会では海老レタス炒飯と名付ける店も多いように思う。やはり、塩味がしっかり効いている。ラーメン敏のえび塩ラーメンとえび炒飯を通常の炒飯セットと考えてはいけない。満腹すぎる。それほど、量はしっかりあるので、美味しさ+量でリピーターが多い理由がわかる。

店主に創業何年か聞くと、「25年」と一言。寡黙だが、優しい表情が印象的だった。

らーめん敏
長崎県五島市富江町松尾671
TEL:0959-86-2845
営業時間:11:00~14:00、17:00~21:00(夜は前日までの予約制)
定休日:火曜日