五島・福江島で初めて行った店
今回、紹介したいお店は「うま亭」である。五島に移住した私が、はじめて訪れたお店が「うま亭」。なぜなら、港から徒歩3分の場所にあるからだ。船に乗るたびに利用した記憶があるが、アジのみりん干しの美味しさを教えてくれたお店なのである。訪れたのは10月29日(日)お昼時で、お店の利用者は、船を利用する客が目立つも、家族連れ、地元民、帰省客など色々なお客様で一杯である。
券売機?10,000円は注意が必要
小学生5年生の息子とランチに訪れた。店舗横の駐車場にとめてお店に入ると、「券売機でご購入ください」と元気なお姉さんの声。一日100回は言ってそうであるw。以前は、券売機ではなかったので、少し戸惑う。メニューを決めずに久しぶりに行く店や、初めていく店で券売機ってすぐに決まらないので「一番注文されるのはどれでしょうか」と聞くと、「やはり、ちゃんぽん定食か、肉うどん定食ですね」と、恐らく観光客と間違われるわたしたち親子。
「あとは、エビフライ定食やピリ辛ちゃんぽんもよく注文されますよ」と気の利くアドバイスをもらったが、ちゃんぽん定食1,000円と肉うどん定食1,000円を注文する。
4人席のテーブルで、二人で行く場合は混み合うと相席になるため、隣に並んで座ることをすすめられる。お水はセルフ形式。一日2リットルを水分補給する私にはセルフは大変ありがたい。漫画や雑誌が置いてあるが、長居するようなお客様はいない感じで、読んでいる人はいない。待っている間、次々とお客様が入り、券売機で悩み、「冷房効いてますのでドアをしめてくださいねー」と言われていたw。この券売機の対応で地元客か観光客か常連さんかがわかる。券売機は10,000円札は使えないので、元気の良いお姉さんが両替をしてくれるが、このパターンは多いのだろう。両替の手つきが慣れている。
アジフライの違い
注文を待っている間、隣の地元民であろうシニア夫婦にランチがやってきた。エビフライ、ハンバーグ、アジフライとサラダ、ご飯、お味噌汁がついていた。アジフライを噛む音がサックサクいっている。玉之浦町の「さんさん」のアジフライは分厚く重量感があったが、「うま亭」のアジフライは揚げ方が絶妙に見えた。
肉うどん定食
まずは、息子(小5)の肉うどん定食がやってくる。たっぷりの白ご飯、アジのみりん干し、ポテトサラダ・お漬物、そして肉うどん。肉うどんには、たっぷりのお肉とわかめ・かまぼこ・青ネギがはいっている。当然うどんは五島うどんである。私が注文したちゃんぽん定食も同じタイミングで提供してくれる。ちゃんぽんは五島で提供するお店は多いが、具材・スープともにお店の色がでるものだ。「うま亭」のちゃんぽんの具材はかまぼこ・キャベツ・イカ・豚肉・すりみ揚げ・玉ねぎ。定食の内容は肉うどん定食と同じである。
ちゃんぽん定食は異常なしの美味しさ
ひさしぶりの「うま亭」のちゃんぽんは異常なしの美味しさだった。特にスープがしっかりとしたとんこつ系であり、イカの噛み応えがアクセントになり箸がとまらない。ちゃんぽん定食というより海鮮ちゃんぽんといって良いぐらいイカの出現が目立つ。またとんこつ系にコショウがあっている。麺をすする→アジのみりん干しを食べる→白ご飯をかきこみ、スープで流し込む。この無限ループがたまらない。ときどき漬物とポテトサラダで箸をやすめる。私はアジのみりん干しを食べるときに骨をとらずに、バリバリ食べる。みりん干しなのでしっかりと味がはいっているため、噛んで噛んで味わう。皆さんは真似をしないように。このアジのみりん干しだけで、ご飯3杯はいけるだろう。
肉うどん定食には七味唐辛子、ちゃんぽん定食にはコショウをそれぞれのお盆にセットされいる気遣いに感謝。ごちそうさまでした。
うま亭
長崎県五島市東浜町1-8-3
TEL:0959-74-3981
駐車場:店舗横(無料)
営業時間:10時~20時(19時ラストオーダー)
定休日:毎週水曜日
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