子供に読み聞かせたい!さつまいもに関する絵本とは?さつまいもがより身近に!絵本を読み聞かせるメリットは?さつまいもの絵本【オススメの5選】を紹介します。

読み聞かせは、子供が大人と対話する絶好の機会。また、さつまいもは秋の定番で、多くの保育園・幼稚園で芋掘り大会が開催されています。せっかくならさつまいもに関する絵本を読み聞かせて、子供に秋のイベントをより楽しんでもらいませんか。

今回は、さつまいもに関するおすすめ絵本や、読み聞かせの効果について紹介します。ぜひ、子供と一緒にさつまいものおやつを食べながら、絵本の読み聞かせをしてみましょう。

さつまいもがより身近に!絵本を読み聞かせるメリットは?

そもそも読み聞かせについて、どのような効果があるのか疑問に思う方もいらっしゃるはず。実は、読み聞かせには子供の成長を助けるメリットがたくさんあります。

新しい考えを知り、価値観を広げるきっかけになる

絵本には、さまざまな年齢・性格の人々が登場して、ストーリーが展開していきます。そんな登場人物の行動や考えに触れていくことは、子供自身の価値観を広げる大きなきっかけになるでしょう。

人間の性格は千差万別。たとえ子供でも、登場人物が悩み、時には仲間と切磋琢磨しながら問題を解決する姿は、しっかりと目に映るはずです。相手の気持ちを想像し寄り添うことは、他人と生きていくのに必要ではないでしょうか。

気持ちの表現に欠かせない言葉の勉強になる

言葉がなければ、相手に気持ちが伝わらないことがたくさんあります。今後子供が成長するにあたって、言葉を学ぶことは必要不可欠といえるでしょう。

絵本は、言葉を学ぶのには絶好のツール。知らない言葉が登場しても、大人が教えてあげれば子供は理解してくれます。一度で覚えられなくても、根気よく教えてあげることで、きっと次第に子供も応用して、適切な場面で使えるようになりますよ。

子供の好き・やってみたいを引き出すきっかけになる

絵本には冒険や遊びなど、楽しそうでやってみたいと思うシーンが多く登場します。それと同じことができれば、子供にとって嬉しいでしょう。

もちろん、再現が難しい場合もありますが、できる範囲で要望に応じてあげれば、大人になっても記憶に残っているもの。将来の趣味や職業を見つける参考になる場合もあります。ぜひ読み聞かせで、子供の「好き」、「やってみたい」を引き出してみませんか。

さつまいもが好きになるかも?おすすめの絵本5選

子供に読み聞かせたい、さつまいもに関するおすすめの絵本を紹介します。

さつまのおいも|作者:中川ひろたか

主人公は人間ではなく、なんと土の中で暮らすさつまいも。人間と同じようにご飯を食べ、歯磨きもして、毎日健康的に過ごしています。中でも欠かしていないのがトレーニング。芋掘りに来た子供達と綱引きの勝負するために、しっかり体を鍛えているのです。勝負の行方はどうなるのか必見です。

ばばばあちゃんのやきいもたいかい|作者:わとうわきこ

思わず参加したくなるような、焚き火のお話です。ばばばあちゃんは、焼き芋を作ろうとさつまいもを中に入れますが、子どもたちのアイデアは無限大。じゃがいも・さといもの他にも、柿・みかん・お菓子など、通常なら焼かないものも入れ始めます。一体どんなパーティーになるのか、ぜひ確かめてみてください。普段はしないけど、焼いて食べたら意外とおいしい食べ物を想像するのも楽しいでしょう。

おいもさんがね|作者:とよたかずひこ

かわいいタッチのイラストが魅力の絵本。こちらのおいもさんたちは、地面から顔を出して自分で芋掘りをするので斬新です。思わず笑顔になってしまうでしょう。なお、芋掘りの時は水に落ちてしまうのですが、そんなおいもさん達を優しく包み込む、「あるもの」が登場します。驚き・びっくりする展開ながらも、最後はほっこりとするストーリーをお楽しみください。

おいもほり|作者:中村美佐子

ストーリーは、夏にコッコおばさんがさつまいもの苗を植えるところから始まります。さつまいもの根は伸びていき、やがてネズミの家に届きます。ネズミは一生懸命世話をするのですが…。収穫の秋、コッコおばさんとネズミたちが心を込めて育てたさつまいもをめぐる勝負が見所です。思わずどちらも応援したくなるような、熱い戦いの行方をぜひ見届けましょう。

おおきなおおきなおいも|作者:赤羽末吉

子供達が楽しみにしていた芋掘り遠足ですが、残念ながら雨が降って延期になってしまいます。そこで子どもたちは、大きな紙に芋の絵を描き始めることに。絵はヘリコプターで運ぶほど大きくなり、プールに浮かべたり、怪獣に見立てたりして大はしゃぎ。美味しそうなさつまいも料理も登場します。楽しみは、芋掘り以外にもあることがわかる一冊です。

さつまいもの絵本の読み聞かせで大切なのは楽しむこと!

子供に絵本を読み聞かせる時に心掛けてほしいのは、読む側が楽しむこと。嫌々していては、そのまま子供に伝わってしまいます。登場人物の状況に合わせて声に抑揚をつけるなど工夫すれば、子供は絵本に引き込まれやすくなるでしょう。

子供のタイミングに合わせるのもおすすめです。最初は興味を持ってくれなくても、表紙や中身をチラッと見せるなど工夫すれば、喜んで読み聞かせに応じてくれるかもしれません。心温まるさつまいもの絵本で、ぜひ親子の絆を深めてみてくださいね。