五島で話題!メニューがない自由オーダー「えあちゃんの居酒屋カフェ」は驚きのサービスとボリューム満点定食が凄い

五島の「オモウマい」名物店「えあちゃんの居酒屋カフェ」は「メニューなし」の自由オーダー制

今回ご紹介するのは、2022年9月にオープンした「えあちゃんの居酒屋カフェ」。五島市商店街のはずれ、飲食店が建ち並ぶエリアにあり、「お弁当のぐり家」の横の階段を上がった2階にあります。以前から前を通るたびに気になっていたお店です。

えあちゃんの居酒屋カフェ

えあちゃんの居酒屋カフェのカウンター

店内はカウンター5席、奥には最大12人が座れる座敷もあり、取材日は団体のお客さんで賑わっていました。しかし「貸切かな?」と思いきや、おひとり様も大歓迎とのこと。カウンターに案内されました。

えあちゃんの居酒屋カフェの飲み物の棚

さっそく「飲み物のメニューを見せてください」と聞くと、店員さんから「メニューはありません。好きなものを言ってください」との返事。飲み物は棚にずらりと並び、そこから自由に選ぶスタイルです。食事も「食べたいものをリクエストしてください」と言われてびっくり!今回はガッツリ系をお願いすると「エビフライかトンカツ定食、どちらにしますか?」との提案。トンカツ定食を選びました。

しばらく待つと、厨房から店長さんが顔を出して「少し待っててね」と優しく声をかけてくれました。コーラを飲みながら、店員さんにいろいろ聞いてみると、こちらのお店はランチやお弁当もやっており、テイクアウトや配達も可能だそう。特に高校の先生や市役所からの注文が多く、お弁当は電話予約で1個から対応、11時半に店頭で受け取る形です。ランチタイムは定食中心の営業です。

ボリューム満点!トンカツ定食

えあちゃんの居酒屋カフェのボリューム満点!トンカツ定食

待ちに待ったトンカツ定食は、想像以上のボリューム。厚切りの大きなトンカツが堂々と真ん中に、小鉢にはつわやひじきの煮物、ご飯、お味噌汁、さらにうなぎのかば焼きまで!ワンドリンク付きで1,500円(メニューによって異なります)。コストパフォーマンス抜群です。トンカツは甘めのごま味噌ソースでご飯が進み、お肉は厚みがあるのにやわらかくて絶品。小鉢もおふくろの味でほっとします。お味噌汁にはアオサともやし、厚揚げが入り、出汁が効いていて本当に美味しいです。お米も「もしかして山内のお米ですか?」と尋ねたら大正解。店長さんが山内出身で地元のお米を使っているそうです。おかわりも無料ですが、おかずの量が多すぎて今回は遠慮しました。

夜は一品料理や定食など、お客さんのリクエストや予算に合わせてオーダーメイドで作ってくれるスタイル。優柔不断な人には少しハードルが高いですが、「今食べたいもの」をハッキリ伝えられる人には最高のお店。キムタク主演のドラマ「HERO」に出てきた“あるよ”の名セリフを思い出します(笑)。

宴会はコスパ最強かも

宴会予約は飲み放題付きで1人5,500円。料理は「もうお腹いっぱい!」と言うまでどんどん提供され、最後には「おにぎりも作りますよ」とまるで実家のようなサービス。飲み放題には沖縄や青森の珍しい泡盛など多彩なお酒も揃い、店員さんが飲み方も提案してくれるので、色々楽しめます。お茶入り梅酒も珍しく、女性にも好評です。

えあちゃんの居酒屋カフェの1回300円のガチャガチャ

さらに、お店の入り口にあるガチャガチャ(1回300円)も人気。ランチ無料券やボトル1本プレゼントなど豪華景品が当たります。

えあちゃんの居酒屋カフェのガチャガチャでボトルが大当たり

しかもランチ券は有効期限なし、焼酎ボトルはお店にキープも持ち帰りもOK。はずれもあるので盛り上がること間違いなし!「お客様の喜ぶ顔が見たいから」とサービス精神いっぱいの店長さんが魅力です。

焼酎ボトルはお店にキープも持ち帰りもOK

ひとりでも気軽に入れる雰囲気で、「たまに提灯のスイッチを忘れることもあるけど、中の明かりがついていれば営業中」とのこと。駐車場は、2軒隣の「なないろ」の隣に5台分ありますので安心です。

五島に訪れた際はぜひ、自由度満点・アットホームな「えあちゃんの居酒屋カフェ」を行ってみてください!

えあちゃんの居酒屋Cafe
長崎県五島市三尾野1-1-12橋本ビル2階
TEL:090-7446-0269 ※お店の看板の電話番号と異なりますのでご注意ください
営業時間:11:00~15:00(ランチ)18:00~22:00(ディナー)
定休日:不定休
公式instagramはこちら