2024年4月27日、五島のショッピングセンター「五島シティモール」に「鰻の成瀬」がオープンしました。以前、ここにはファミリーレストランがありましたが、近隣に新しいファミレスができた影響もあって、3カ月前に閉店しました。その後、すぐに鰻屋の開店準備中の看板が立ち、五島の人々は驚いていました。福江島には既に2軒の鰻屋がありますが、今回は成瀬のフランチャイズ店ということで納得しました。
福江島と鰻の歴史
福江島では昔、川で自分で罠を仕掛けて鰻を獲ったり、養殖も盛んに行われていました。しかし、現在では土用の丑の日や特別な日にしか鰻を食べる機会が少なくなりました。
鰻の成瀬は、少しでも鰻を身近に感じてもらいたいという思いから、横浜の店舗から始まり、今では全国各地にお店を展開しています。北は初出店の青森から和歌山、福岡など、同日オープンが9店舗あり、五島シティーモール店は152店舗目となります。
オープンまでの道のり
前がレストランだったため、居抜きで比較的準備には時間がかかりませんでした。開店準備からオープン後のフォローを任され、千葉からやってきた木下エリアマネージャーさんは、オープンの1週間前に五島に到着しました。テーブルや厨房もそのまま使用しており、準備の合間には大瀬崎灯台まで歩いて行ったそうです。次はラーメン敏のエビ塩ラーメンを食べに行くと話してくれました。木下さんは3店舗を担当し、あちこち巡回しています。鰻へのこだわり、オーナーへの指導、食べ方のレクチャーなど、しっかりと教育が行われています。
メニューと注文方法
メニューは鰻の量や大きさに応じて松、竹、梅の3つのランクに分かれています。テイクアウトも同じメニューで提供しています。今回は、松を注文しました。支払いは現金かPayPayのみで、代金を支払ってから席に着き、番号が呼ばれたら取りに行きます。
食べ方も木下さんが親切に説明してくれました。鰻を食べ慣れていない私には非常に助かりました。
鰻の柔らかさと美味しさ
お重の蓋を開けると、大きな鰻が2枚ドーンと乗っています。カットはされていないので、箸で切りながら食べるのかと思い、箸を入れると、箸がすり抜けるほど柔らかったです。
スプーンも一緒についているので、スプーンの方が食べやすいと感じました。正直、鰻はあまり好きではなかったのですが、この鰻は今までと違う食感で、ふわふわでタレとご飯との相性が最高です。お米は五島産とのことです。
次に、わさびと葱と一緒に食べてみました。これもまた大ヒットで、鰻の新たな美味しさに気づかされました。お吸い物も上品で美味しいです。
テイクアウトにはお湯を注いで食べられる粉末がついています。今回は梅を注文し、鰻が1枚乗っています。非常に丁寧な包装です。五島シティモールで買い物をした後、気軽にテイクアウトできるのは嬉しいですね。鰻がもっと身近に感じられるようにという創業者の願いが込められています。
鰻の成瀬 五島シティモール店
長崎県五島市吉久木町731（五島シティモール）
TEL：080-9271-7100
営業時間：11：00～15：00、17：00～20：00
定休日：五島シティモール休日に準じる
公式Instagramはこちら
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
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