席数が少ない人気店「食事処 みひろ」
今日は福江港ターミナルの近くにあるラーメン店「食事処 みひろ」に行ってきました。お店の開店時間の5分前に通りかかると、すでに作業服を着た男性が4人、店の前で開店を待っていました。
カウンター席はその4人で満席となり、私は4人掛けのテーブルに座りました。店内は狭く、私の座った場所は建物の構造上、天井がとても低いので、頭をぶつけないように注意が必要でした。オーナー1人で切り盛りしているため、4人分の料理を作るのに大わらわでした。
私は急ぐ必要がないので、オーナーに声をかけてから、メニューをじっくり見て決めることにしました。前回はラーメンを食べたので、今回はちゃんぽんと餃子、焼飯のセットを注文しました。セットは1200円で、ちゃんぽんだからそのくらいはするでしょうね。オーナーは小柄で細身で、細い腕で中華鍋を軽々と振る姿が印象的でした。あまり口数は多くないですが、真面目そうな人柄が、そのまま料理にも現れている気がします。
ちゃんぽん、餃子、焼飯セット
テーブルに運ばれてきたちゃんぽんセットは熱々で、湯気が立ちのぼり食欲をそそります。
ちゃんぽんは白く澄んだスープで上品な味わいで、長崎ちゃんぽんに近いです。具もたっぷり入っていて、餃子は4個で、これまた美味。
残念ながらテイクアウトはしていないそうですが、持ち帰りできたらいいのにと思います。そして、ちゃんぽんと同じくらいの存在感を放つ焼飯の量は、他のお店のレギュラーサイズに匹敵します。これで1200円は納得です。
焼飯はふんわりしていて、コショウ控えめですがしっかりと味がしています。この量を食べきるか少し心配でしたが、時間をかけてじっくりと味わい、完食しました。食べ終わる頃には、先に帰った4人の男性客の後に、次々と3人の客が訪れました。常連客なのでしょう。男性客に人気があることがわかります。店内が狭いため、女性一人で入りづらいかもしれませんが、本当に美味しいので、勇気を出して行ってみる価値はあります。私はまだ3回目の訪問で、オーナーに話しかける勇気がありませんが、これからも通い続けて、いつか話せる日が来るかもしれません。店の名前の由来は聞けませんでしたが、奥さんやお母さん、あるいはお子さんの名前かもしれませんね。何か情報があれば教えてください。
飲食店激戦区
港の近くにはうま亭や平安食堂、喫茶店など、比較的古くからある飲食店が多いですが、このエリアは飲食店の激戦区でもあります。「食事処 みひろ」は以前ご紹介した宝来軒のすぐ隣に位置しています。どちらも異なる時間帯に営業しているため、うまく共存しています。宝来軒が早朝から昼過ぎまで、みひろがランチタイムから夕方まで開いているため、一方が満席の時はもう一方に流れるシステムが働いています。五島のランチタイムがほとんど14時で終わる中、14時30分のラストオーダーで営業しているこの店は、観光客にも地元の働く人々にも貴重な存在です。また、朝は宝来軒でラーメンを食べ、昼過ぎにみひろでちゃんぽんを食べる、というのも忙しい男性にとっては良いプランかもしれませんね。
食事処 みひろ
長崎県五島市東浜町1-9-8
TEL：0959-88-9178
営業時間：11：30～15：00、17：00～20：00
定休日：火曜日
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
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