日本料理 ちはる
豊かな田園風景が広がる岐宿町山内地区では、桜の散り際に田植えの準備をするトラクターの音が聞こえ、夜にはカエルの声が響きます。こののどかな地区にあり、もうすぐ開店1周年を迎えるお店です。
福江地区から荒川線を越えると広がる山内盆地の中心部、二本楠交差点の手前に赤いのぼりが立っており、そこから車で入ると、「ちはる」と書かれた大きな看板が見えます。
ローストビーフ丼
店内は意外と広く、テーブル席が4つあり、窓際のテーブルには4人ほど座れます。左側には個室も完備されています。開店以来、メニューの種類が増え、特にローストビーフ丼とカツ丼が人気です。他にもうどんやカレーなど、子連れに優しいメニューが揃っています。
ローストビーフが好きな私は迷わずローストビーフ丼を注文しました。コース料理など予約の客のみ入れる和室の個室で特別に調理してもらいました。新鮮な赤身の肉とたっぷりの野菜、そして山内の清らかな山水で育ったお米が、どんぶりに美しく盛り付けられ、仕上げには特製ソースがかかっています。肉は口の中でとろけ、ご飯が進みます。今日のお味噌汁はアオサで、出汁が効いており非常に美味しかったです。丼物はテイクアウトも可能です。
地産地消
このお店の牛肉は、全て同じ地区で畜産を営む山口ファームから直接仕入れています。オープン時には五島牛を飼育していた山口さんもお肉の直売を始めたため、地産地消の方針がスムーズに進みました。お互いにこの山内で育ち、顔見知りだったからこそ、こうした取り決めがスムーズに進んだのです。
オーナーはまだ20代で、数年前に故郷に戻り、他の店で日本料理や創作料理の技術を磨いた後、昨年の4月に自分の店を開業しました。開店当初は同級生や地元の人々が訪れ、口コミで徐々に客足が増えました。
特に週末のランチタイムは多くの客で賑わい、9月からは居酒屋としての営業も開始しました。店は、時に貸切でイベントも行われ、地元の憩いの場としての存在感を増しています。
個室は特別な日にはぴったり
また、今年に入ってからは観光客向けに、五島和牛をメインにした「華御前」と、刺身のお造りをメインにした「葵御前」の2種類の新メニューを加えました(要予約)。普段はこれらの料理とコース料理を提供する個室は、予約客のみに開放されますが、今回は特別に個室を案内していただきました。
少し暗めのムーディーな照明と専用のバーカウンターがあり、ホテルのラウンジのような雰囲気で特別な感じが漂います。お酒も種類豊富に取り揃えてありますので、特別な日にはぜひ予約してご来店ください。
日本料理 ちはる
長崎県五島市岐宿町中嶽1984-1
TEL:080-6260-1274
営業時間:11:00~14:30
定休日:火曜日
公式instagramはこちら
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
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