なんとも不思議な…チキン南蛮ではなくチキンナゲット南蛮とは?チキンナゲット南蛮サンドを食べに「SEA BASE(五島列島・福江島)」へ行ってみた!すりリングも頼んでみた

約半年前に記事を書いたSEA BASEに久々にやってきた。前回は、「コーヒーの特徴は豆と水」と書いたが、本日はランチ(テイクアウト)で取材にきた。

SEA BASE

お店にはいるとドアに設置されている南部鉄の風鈴の音に癒されながら「いらっしゃいませ」と藤岡オーナーのやわらかくても通る元気な声が迎えてくれる。藤岡オーナーの大阪のご実家にある大切な風鈴を五島までもって来たようだ

SEABASEはInstagramでテイクアウト専門と書かれているが、店内飲食もやっている。今回は、店内で食べるがテイクアウト用で提供してもらった。注文は、チキンナゲット南蛮サンド(600円)、すりリング(350円※五島アジ使用)、五島和紅茶HOT(500円)。フードとドリンクの両方を頼むと少額だがセット割引を受けられる。SEABASEの看板商品はおしゃべりオーナーの藤岡氏であることは間違いないが、推しメニューはビーフサンド(750円)。よくオーダーされるドリンクはカフェラテ(HOT600円)だそうだが、女性スタッフへのまかないメニューだったチキンナゲット南蛮サンドを選んだ。

2Fにあがると、カウンター席が6席とテーブル席が4つ、そして、三井楽町唯一のレンタルスペースが2部屋ある。ゆっくりできる環境を2つみつけた。お店の窓ガラスの大きさは90センチだが150センチと大きく、海、山、空が一望できる店づくりにしている点。2点目は音楽を天井からスピーカーをつけて流すのはなく、1階でスローテンポなJAZZに厳選して吹き抜け階段を活用して、2階に音が流れてくる仕掛けをしている点だ。

すりリングとチキンナゲット南蛮サンド

待つこと数分、テイクアウト用に仕上げてもらった商品が届く。それぞれ紙袋にはいり、素材は、しっかりしているのでベタベタすることはなさそうだ。

まずは、すりリングをいただこう。揚げたてで外はパリッ、中はジューシーと味が濃ゆい。ビールに合わせるのがお勧めというオーナーの理由がよくわかる。皮が厚めでパリっと揚げ、肉汁ならぬ魚汁がたっぷりで甘味が口に広がる。アジは三井楽町に鮮魚店を構える田口鮮魚店から仕入れ、すり身は田口社長のお母さんの配合によって作られる(手作り)。魚の臭みが苦手な人向けにマスタードもあり。次に、メインのチキンナゲット南蛮サンドをいただく。チキン南蛮ではなく、ナゲット南蛮とはいったい!?名前のとおり、国産チキンナゲットがバンズに挟まれている。バンズがソフトフランス(品種:カスクート)なので、固すぎず…柔らかすぎずで私の大好きな食感。サクっとした食感と少しの焦げ感、また国産チキンナゲットは食感が強く味がしっかりしている。タルタルソースとピクルスから酸味を感じ、ほんのり舌に出てくる辛味。

五島和紅茶の味

五島和紅茶はどうだろうか。注文したレモングラス仕立ては、標準的なリプトンのような強烈な香りではなく、あっさりとした味わい。SEABASEでは、紅茶の2杯目サービスがある。カップや葉の交換は無くお湯をいただける。レモングラスは、特に2杯目に葉が開くため味が濃くなるようだ。2杯飲めるのであれば実質250円ということだ。これはお得感が強い。一杯目から強い味を求める方は10分ほど待つと良いとのこと。

補足情報として

その他メニュー

  • ビーフサンド(オージービーフで赤身。五島牛はやわらかすぎるため止めた。)
  • エスプレッソ(40ml ※ローストしてから数日間かけてガス抜き)
  • ロングブラック(155ml ※エスプレッソのお湯割り)
  • 水だしコーヒー(季節&5杯限定 ミル機で細かくして8~10時間かけて水にだすためくど味がなく油もすくない)
  • 和紅茶レモングラス(有機栽培されたレモングラスは硝酸態窒素が少なくエグミがない)

お得情報

福江島ランチーズを見たよとオーナーにいうと増量してくれるらしい

SEA BASE
長崎県五島市三井楽町濱ノ畔1278-4
TEL:0959-84-3686
営業時間:10:30~19:30
定休日:水曜日
公式Instagramはこちら