五島市全域に数店舗あるレンタルスペースカフェですが、三井楽町に待望の1号店「SEA BASE しららがはま」が誕生しました。五島市役所出身の藤岡オーナーが手掛けたこのカフェは、絶景を楽しみながらリモートワークや勉強に集中できる場所として注目されています。特注ブレンドのコーヒーや、三井楽町の地下水を使用したドリンクが自慢で、他では味わえない一杯が魅力。2階のラウンジ席からは、海、山、空の大パノラマが広がり、ゆったりとした時間を過ごせます。地元の学生には特別料金も設定されており、地域に根ざしたカフェとして多くの方に支持されています。最後まで読んで、「SEA BASE しららがはま」の魅力をさらに詳しく知ってみてください。
白良ヶ浜海水浴場の目の前にあるカフェ
五島市(福江島)全域にはレンタルスペースカフェは数店舗ありますが、アグリ・コーポレーションがある三井楽町にやっと1号店が誕生しました。後述しますが私にとってはすごーくありがたいお店です。SEA BASEは三井楽町にある白良ヶ浜海水浴場の目の前にあるお店です。オーナーは藤岡大介氏、49歳。誕生日は10月2日。誕生日をお聞きした際には「インドのガンディーと一緒」といわれるぐらいとっても気さくなオーナーです。やはり関西出身はおもしろいですね。前職はなんと五島市役所勤務。アグリ・コーポレーションの農地視察の際に、何度も同行してくれた方で私には身近な方です。
SEA BASEのコーヒーの特徴は豆と水!
豆は五島市富江地区の拓‘sCoffeeRoasterさんに特注でキリマンジャロとブラジルの豆をブレンド焙煎して珈琲で、なんと言ってもお水がよいですね。お水は地元の三井楽町の地下水。三井楽町民は知っているが、五島市民も知らない情報で、三井楽地区のお水は100%地下水なのです。だから、冷たくて飲みやすい。一般的な水道水はプールの消毒などに使用される次亜塩素酸カルシウムがはいっているので、いわゆる「カルキ抜き」をするのですが、その必要は一切なし!最高のお水です。
一番人気のメニューと私のオススメ
SEA BASEで一番注文が多いのが、カフェラテだそうですが、私は「ロングブラック」を注文しました。私は一日に多い時では20杯は珈琲を飲むほど珈琲好きですが、味がしっかりしてますね。アメリカン好きの私には口に入ったときのインパクトが強く感じるしっかりとした味です。下に少し乗せるぐらいの飲み方で、時間をゆっくり感じれる珈琲です。
店舗の内観は?
内観の紹介をすると、入口にはいってすぐに注文カウンターがあります。お支払い方法はクレジットカード、OR決済、現金とほぼ網羅しています。イートインスペースは全席2Fで、商品は2Fまで持ってきてくれます。おしゃべりオーナー藤岡氏がw2Fにあがると、カウンター席が6席と、テーブル席が4つ、そして、三井楽町唯一のレンタルスペースが2部屋あります。
店内の窓の大きさに驚きました。通常、お店の窓ガラスの大きさは90センチですが、SEA BASEは150センチと大きい。その理由は、奥の席からでも海、山、空が一望できるつくりになっています。藤岡オーナーにきくと、当初は平屋づくりで屋上にテラス席を設ける計画だったが、設計士と打ち合わせをしている中で、風や気温が高い日は使いにくいので、2Fをラウンジ専用にして、90センチの窓を150センチと大きくして、海、山、空の3つが一望できるカフェはとっても貴重なのでとのことで急遽変更したようです。
2Fのラウンジ席からみる稜線はきれいで奥に広がる空は絶景ですよ。藤岡オーナーは決断が大胆です。特技はおしゃべりだけじゃないよw
2Fの奥には2部屋のレンタルスペースがあります。利用方法はZOOMなどのオンラインや、受験生の勉強などに利用されることが多いようです。
料金は①1,980円/日(2ドリンク付き)、②770円/時間+延長450円/時間もしくは1ドリンク追加。
三井楽町民の学生にはスペース料金はもらわずドリンクのみで利用してもらってるとのこと。
ゆったりとした時間が流れる理由
私が感じたゆっくりできる環境は2つありました。一つ目が、通常、音楽は天井からスピーカーをつけて流しますが、SEA BASEは1階でスローテンポなJAZZに厳選して吹き抜け階段を活用して、2階に音が流れてくる仕掛けをしています。海、山、空が一望できる店づくりの一役を買ってますね。憎いことしますね。2つ目は、エアコンの温度設定。飲食店の設定温度で多いのが22-24℃。回転率を上げるためにすこし寒いぐらいの温度設定にしているお店が多いですが、オーナー曰く、「ゆっくりしてほしいので、入ったときは少し暑いかなとおもっても女性が2時間いれる温度設定にしています」とのこと。
店舗をオープンしたきっかけ
なぜ、人口の少なく、五島市(福江島)でも最北端の三井楽町にレンタルスペースカフェをオープンさせたのか?。それは、藤岡オーナーが三井楽町に住んでいて、三井楽町にリモートワークができる場所が欲しかったから、地域に必要な店舗だと感じたからだそうです。
SEA BASEの隣にはコインランドリーあります。私は衣類の乾燥を必ず乾燥機を利用するので、その時間を利用して景色の良い、ゆっくりリモートワークができるSEA BASEを利用させてもらってます。この店ができるまでは、車で待機するか、会社にもどって乾燥してしることを忘却し、仕事終わりに取りに行くか?だったのですが、今ではSEA BASE常連になっています。※インスタグラムにはテイクアウト専門店とありますが、店内でゆっくりできます。
2024年8月再訪
2024年8月9日、五島市(福江島)三井楽町に本社を置く株式会社アグリ・コーポレーションは明日からお盆休みに入ります。奈良県に家族がいる私は、フライト前に「SEA BASE しららがはま」に立ち寄りました。
贅沢なビーフサンドとフレッシュなアイスフラッペマンゴー
普段から気分転換に利用させてもらっているこちらのお店で、今日はビーフサンド(850円)とアイスフラッペマンゴー(700円)をオーダーしました。
ビーフサンドの肉にはオージービーフが使用され、余分な脂を落とすための専用機械で調理されています。じゅうじゅうと焼ける音と香りが食欲をそそります。五島牛は脂が多いため、オージービーフを選んだそうです。テーブルマークの食感の良いパンと、オージービーフが絶妙にマッチしており、マスタードを加えることで牛肉特有の臭みが抑えられ、味が一層引き立っています。海を見ながら味わうビーフサンドは、贅沢そのものです。
次に、アイスフラッペマンゴー(700円)は果汁率80%のマンゴーをたっぷりと使用し、下段と上段に贅沢にかけられています。ロイヤルホストでも使用されているアイスクリームとマンゴーの果汁が見事にマリアージュされ、量も多くて大満足の一品でした。
まとめ
「SEA BASE しららがはま」は、五島市三井楽町にある、絶景とともに楽しむことができるレンタルスペースカフェです。オーナーの藤岡氏は、五島市役所の勤務経験を活かし、地域に必要な場所としてこのカフェをオープンしました。特注のブレンド焙煎コーヒーや、三井楽町の地下水を使った飲み物は、他では味わえないこだわりの逸品です。店内からは海、山、空が一望でき、ゆったりとした時間を過ごすことができます。また、2階にはレンタルスペースがあり、リモートワークや勉強にも利用されるなど、多目的に使えるのも魅力です。特に、藤岡オーナーの気配りと絶景を楽しみながら、贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
SEA BASE しららがはま
長崎県五島市三井楽町濱ノ畔1278-4
Tel:0959-84-3686
定休日:水曜日
営業時間:10時30分~19時30分
公式ページはこちら
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