私は13年前に五島市(福江島)に移住したが、当時は五島うどんを食べられるお店(ランチ)がすごく少なかった。数年前に上五島で五島うどんを製造している中本製麺が、福江島で気軽に食べられる飲食店をということで建てられたのが「おっどん亭」である。「おっどん」とは五島弁で「俺」という意味。
おっどん亭の隣には製麺所があり、希望すれば見学をさせてくれます。五島うどんの特徴は何と言っても細さである。製麺で椿油をコーティングしていることで伸びないように工夫されており、贅沢なうどんである。
地獄炊きか?ごぼう天うどんか?悩む…
12月9日(土)のお昼時に来店。大きなピンク色の看板が目印なのでわかりやすい。駐車場は広くて停めやすいので家族連れて大きな車でもノンストレスで駐車ができる。入口に中本製麺の看板とたぬきの置物がおいてあり昭和風であるが店内は綺麗である。
うどんをメインにした売店の横が飲食店になっており、券売機で購入するシステム。五島手延べうどん「地獄炊き」の単品(800円)もしくは定食(1600円)か?大好物であるごぼう天うどん(750円)にするか?悩んだ結果、名物の地獄炊き単品(800円)にした。お昼時は込み合うときがあるので注文が決まっていないと、並んでいる人達のプレッシャーを勝手に感じるのだ。
券売機で支払えば同時に厨房に情報が流れるようになっているので席に座って待つパターン。今日は社長の息子さんご夫婦がウエイターとして席の案内をしてくれた。
おひとり様なので外の景色が見える席を進められる。奥様が非常に柔らかいお人柄のように感じ、それがおっどん亭の良さを上げているように思う。お水・お茶はセルフ形式。お水の出る勢いが強いので注意が必要。私は手を大きく濡らしてしまったw。待っている間にお手洗いにいくが、きれいに掃除されていて清潔感はグッド。
五島うどんの食べ方3選
地獄炊きはコンロと出来立てのうどん鍋を持ってきてくれるので、出汁や卵のお盆を取りに行く。「グツグツ煮立ったら火を止めてくださいね」と親切に教えてくれる。煮立つ間に地獄炊きの食べ方ポップを確認。「なるほど」大きく2パターンの食べ方があることを確認。まずは何もつけずに五島うどんのみを食べて、①あご出汁スープで食べてから、かつお節や青ネギの薬味をいれて食べる。②卵に麺つゆを少々、そして薬味をいれる…ふむふむ。
2分も経たないうちにグツグツと煮立ってくる。美味しい。細麺なので熱さが通常のうどんと比べると増しになるが、卵+麵つゆにくぐらせると絶妙の食べやすさ。専用のうどんすくいがある。①パターンはあご出汁スープのみでスルスル食べれて、やさしい出汁を感じることができのるが良い。
私は②パターンが好きで、卵を完全にかき混ぜず、ドロッとした卵にうどんを絡ませるのが癖である。一瞬でなくなってしまった。男性は単品(800円)より定食(1600円)をオススメする。ごぼう天うどん(750円)もおそらくリピーターの多いメニューである。私は、いつもサクサクごぼうの風味が強いごぼう天うどんが大好きなのである。揚げたてのごとう天は出汁との相性抜群で量も多い。最高。
最後に、上五島から福江島に引っ越してこられた息子さんご夫婦とパシャリ。
中本製麺 おっどん亭
五島市吉久木町831-1
TEL:0959-72-4846
営業時間:11:00~14:30(14:15オーダーストップ)
定休日:火曜日
公式サイトはこちら
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