五島の「米じゃろなんじゃろ」福江港で人気のおむすびの実力は?

福江港の2階にあった食堂の場所に、新たにおむすび屋さんがオープンしました!お店の名前は「米じゃろなんじゃろ」です。これは、玉之浦の人気の「カフェじゃろなんじゃろ」の2号店です。カフェじゃろなんじゃろといえば、美味しいお米、カレー、コーヒーが人気です。玉之浦は遠いですが、福江港なら気軽に訪れることができると喜んでいる方も多いのではないでしょうか。

米じゃろなんじゃろ

ターミナル玄関左の階段から2階に上がり、直接店内に入れます。土曜日の10時に訪れたところ、おむすびは、すでに残りわずかでした。オープン直後ということもあり、行列ができていて無くならないか心配でしたが、子どもの分を2個購入することができました。

今日のおむすびは、シンプルな塩、鮭、明太子、高菜、梅の5種類でした。特に高菜と梅は自家製とのことで、迷わず梅のおむすびを選びました。おむすびは持ち帰りにして、私は店内で大好きなカレーをいただきました。カレーもテイクアウトが可能です。

店内は以前の食堂とは異なり、窓際に5席と大きなテーブルが1つだけの開放的なスペースになっています。そのため、観光客がキャリーケースを持っていても入りやすくなっています。窓際の席からは駐車場と隣接する港公園が見えます。車で来る場合は、この港の有料駐車場を利用することができます。

カレーと飲み物を注文し、支払いを済ませて席につきました。支払いは、現金かPayPayが利用できます。玉之浦のカフェがオープンした時から大好きなこのカレーは、野菜がゴロゴロ入ったカレーではなく、ひき肉と玉ねぎが主役のシンプルでサラサラとしたカレーです。ほんのり甘さが感じられるのは、桃を細かく刻んで煮込んでいるからだとオーナーから聞いたことがあります。子どもから大人まで美味しく食べられるカレーです。外食ではカレーをあまり注文しない私ですが、ここでは必ず頼んでしまいます。

おむすびの魅力

主役のおむすびは後日再訪して購入しました。なぜ?再訪?それは、子どもが美味しいと喜んで食べていたからです。我が家でもお米を作っているため、お米の味には自信がありますが、このお店のお米は玉之浦の幾久山地区でオーナーが生産しており、4年連続で賞を受賞するほどの実力を持っています。

無農薬で手間ひまかけて作られたお米は、一粒一粒が美味しいです。おむすびは強く握られておらず、中に適度な空気が入っているため、冷めてもふわっとした食感が楽しめます。高菜も五島産のものを刻んで混ぜてから握っており、梅干しも自家製なので安心して食べることができます。

飲み物とスイーツも楽しめる

飲み物も五島のものを提供しており、グリーンティー五島のレモングラスティーと椿乃の椿茶のアイスティーを選びました。お米だけでなく、ドリンクもオーガニックにこだわっています。椿茶はすっきりして飲みやすかったです。手作りのスイーツも数量限定で販売されており、コーヒーと一緒にゆっくりと船の時間を待つのも良いでしょう。

もちろん、玉之浦のカフェも同時に営業していますので、ご安心ください。先日の玉之浦のイベントでは、焼きおにぎりも提供されており、外はカリカリ、中はもちもちで絶妙な醤油味と焼き加減でした。いろいろなおむすびが楽しめるのが嬉しいですね。

米じゃろなんじゃろ
長崎県五島市東浜町2-3-1(福江港ターミナル2階)
営業時間:7:00~完売にて終了
定休日:不定休
公式Instagramはこちら