【安納芋バターの秘密】テレビでも紹介された安納芋バター。安納芋バターが生まれた理由、どうやって作られている?安納芋バターが市場流通に乗らない理由とは?目指した芋感とは?

みなさんが「パン」につけるお気に入りは何?

【本記事はプロモーションが含まれています】最近の日本は、米の消費量は緩やかに減少し、パンの消費量が大幅に増えてきています。総務庁家計調査では、一世帯当たりの消費金額が2011年にパンが米を抜いたとされています。このようなパン人気は、20年以上続いていると言われるパンブームの影響が大きいとされています。フランスの有名店が日本に出店が相次いだ1990年代後半から2000年代前半。そして、高級食パンブームとパンブームは終焉を迎える気配がありません。

また、毎日、食べるものだからということでコンビニエンスストアでも普通の食パンだけではなく、高級食パンのような食パンがオリジナルブランドで販売されたり…コンビニエンスストアのパンの棚は、毎年、どんどん大きく広くなっていっています。機能性パンと言われる栄養素を豊富に含んだパンも昨今のパンブームの延長線上にあるように思えます。そんなパンブームを更に押し上げているのは、SNSではないでしょうか?パンのイベントがあればその場所へ行き、試食をして「美味しい~」というコメントと一緒に画像を投稿したり、「〇〇に美味しいパン屋があるよ♪」と聞けば、そのお店へ行って食べた感想を画像やコメントをSNSへ投稿したりと今のパンブームと切れない関係なのがSNSなのではないかと思っています。そんなパンブームの中、みなさんは、毎朝、食べる食パンにつけるお気に入りは何ですか?

バター、ジャムと色々とあります。ことジャムに関しては面白いデータがあります。上位を独占しているのは「いちご」「ブルーベリー」「オレンジマーマレード」。この辺りになります。このジャムもパンブームと同じような軌跡をたどっており、果実をまるまると使用した高級ジャムや製法や産地にこだわった期間限定ジャムも増えております。私が子供の頃に食べたジャムは、最近、スーパーマーケットでも見ることが無くなったのは残念なことですが、ジャムもまた嗜好性により大きく変わってきているように思えます。ジャムの原材料はフルーツ。フルーツはスイーツでも沢山使用されている原材料かと思います。そんなフルーツだけではなく野菜でも日本の国民的スイーツと言われるものをお忘れではないでしょうか?

日本の国民的スイーツ「焼き芋」

野菜で日本の国民的スイーツと言えば「さつまいも」を原料に使う「焼き芋」ではないでしょうか?ひと冬に何本くらい食べますか?現在は第4次ブームと言われていて、その背景には、過去のブームの時には無かった「新しいさつまいもの品種」や「新しい焼き芋用機材が登場」したことからと言われています。過去のブーム時には存在せず、今の第4次ブームで存在しているさつまいもの新しい品種は「安納芋」「紅はるか」を代表されるような「ねっとり」系と呼ばれる甘みが強く、食感はねっとりとした「焼き芋」にするとスイーツのような感じのさつまいもなのです。

詳しくは

そんな焼き芋にすると「ねっとり」とした食感のさつまいもの登場(ねっとり系さつまいも)で、スーパーの店頭や軒先での販売だけではなく焼き芋専門店の登場や高級焼き芋と言われる商品まで焼き芋の加工方法や商品は多岐に渡っています。これが、現在の第4次焼き芋ブームと言われる背景なのです。しかも現在の第4次焼き芋ブームは、今までのブームとは大きく変わり、さつまいもの旬の季節以外でも焼き芋が手軽に食べれるという感じのところまで広がりました。現在では、いつでも、季節に関係なく美味しい焼き芋が手軽に食べれるというブームを越え、日本の国民的スイーツ「焼き芋」として地位を確立したように思えるのです。そんな焼き芋。そして、私たちが有機栽培をしている「ねっとり系」の代表格「安納芋」を使用して、毎朝、手軽に食べられることを目指したのが「究極の焼き芋」安納芋バターなのです。

究極の焼き芋を作ろう

私たちアグリ・コーポレーションは、長崎県五島市にある農業ベンチャーです。まずは五島市?ってどこ?かと思いますが、長崎県五島市と書くより「五島列島」と書いた方がわかりやすいかもしれません。

長崎県の西側に152の島からなる五島列島は、上五島、下五島に分けられ、アグリ・コーポレーションは、下五島と言われる五島列島で1番大きな島の福江島にあります。少し前まで五島(ごとう)を「ごしま?ってどこ?」と東京や大阪の方に、聞かれたことが多かったのですが、最近はNHK朝の連続ドラマ「舞いあがれ!」やフジテレビのドラマ「ばらかもん」の舞台になった島ということで、ちゃんと五島(ごとう)読んでいただくようになり、多くの皆様に私たちの故郷の理解が深まっていただけるようになりました(呼び方だけではありますが…)。その五島列島・福江島で有機栽培(有機JAS認証)の安納芋を栽培から加工、そして販売まで私たちが自ら行っています。
そんな私たちのアグリ・コーポレーションは13年前に

が、農業未経験で長崎県五島市出身でもない佐藤義貴社長が、大阪の税理士事務所勤務をしていた時に五島市で4,000坪の畑が売りに出ていることを知り、五島へ生まれて初めて行き、畑を見て「即決」。「ここで農業をしよう」と初めて五島を訪れてから、三カ月でアグリ・コーポレーションを設立したところから始まっています。

先程も書いた通り、アグリ・コーポレーションは、有機安納芋の栽培から加工、販売までを行っている会社です。どちらかというと農業は、2代目、3代目と継承されて、稼業を継ぐことが多い世界。その中で異色とも言える経歴の持ち主が始めた農業が有機安納芋作りなのです。

これが彼のビジョンなのです。そのような中、焼き芋に関しても他とは異なる最高の焼き芋を作りたいと思っていました。それが「究極の焼き芋を作ろう」プロジェクト(私たちが勝手に言っているだけですが…)。私たちが考える「究極の焼き芋」は、さつまいもの熟成やさつまいもの焼き方、温度、湿度、焼き芋を作る機材・機械にこだわるのではなく、先程も少し触れましたが
と考えています。私たちが、春に鈴なりの安納芋を夢見て定植し、夏は有機栽培だから起きる雑草との格闘を乗り越え、秋に収穫をした有機安納芋を、倉庫で熟成させ、自社工場で、焼き芋にし、その焼き芋をペースト状に加工を行います。安納芋は、焼き芋にすることで糖度は40度を超え、蜜がしたたり落ちるほど、ねっとりとしたクリームのような食感に変わります。安納芋を10年以上、作り続けてきた私たちが安納芋の1番美味しい食べ方を教えてと言われた時に即答で答えるのが「焼き芋」なのです。そんな究極の焼き芋を作ろうプロジェクト「毎日、美味しく、手軽に、簡単に食べれるもの」の延長線上にあったのが、朝ごはんは、パン派の方に喜んでもらえそうな「安納芋バター」だったのです。「安納芋バター」に使用しているのは、自社工場で作った「有機安納芋の焼き芋ペースト」が原材料として使用しています。

有機安納芋栽培、詳しくはこちら



目指して完成させたのは「芋感が続くバター」

「安納芋バター」は「有機安納芋の焼き芋ペースト」を使うから「究極の焼き芋」なのか?確かに有機栽培を行うと土壌は活きた土になり、土が持っている古来からの力をたっぷりと使うことが出来ます。そして五島列島(福江島)という環境も安納芋栽培には適した土であり、太陽が近く、真夏の五島列島の日差しの強さは、半端ではありません。そのような環境の中で有機栽培を行うことで、安納芋が元々持っている本来の味、香りが強く出ます。しかし、この有機安納芋を焼き芋ペーストにして「安納芋バター」に使用したから究極の焼き芋という話にならないと思います。

譲れない「芋感」

最後に、私たちが目指し、試行錯誤しながら完成させたのは「芋感が続くバター」になります。この「芋感」というのはどんな感じなのか?さつまいも食べた時に感じることの出来る食感を含めたものを「芋感」と私たちは呼びます。この「芋感」を感じることは、安納芋の香り、食感、そして、焼き芋にしたことにより糖度が40度以上になった安納芋の甘さが強く出ることになります。目で見て(視覚)、食べて感じて(味覚)、食べた後に感じる(嗅覚)ことを大切に考えています。この「芋感」を出すためにバターの供給と製造を協力いただいている「ノースファームストック」さんと何回も北海道の「ノースファームストック」さん、長崎県五島の「アグリ・コーポレーション」で試作品のやりとりをさせていただきました。そんな私たちに協力をしていただいた「ノースファームストック」さんはこんな会社です。

ノースファームストックのこと

安納芋バターは北海道の「ノースファームストック」さんから北海道の雄大な自然が育んだ健康な乳牛から得た新鮮なバターを頂戴し、「ノースファームストック」さんの協力で製造をしています。

「ノースファームストック」さんは、「北海道のこだわり」「素材へのこだわり」「手づくりへのこだわり」をブランドコンセプトにもつ北海道岩見沢市に本社を構える会社です。

ノースファームストックの早坂社長に創業の話を聞くと、創業時は、金物屋をやりながら現在の事業を進めており、1990年代後半に、最初に製造した瓶に入ったトマトジュース(ノースファームストックの代名詞に現在はなっている商品)が、初めて出店した展示会で沢山の方から高評価をいただき、大ヒットにつながり、沢山のテレビ番組でも紹介され、一躍、有名メーカーへとなった経緯があります。早坂社長は現在も創業時の気持ちを忘れないという言葉の通り、その言葉、行動が働いているスタッフのみなさんに伝わっているようで、ものづくりを真面目にという感じなのです。

「安納芋バター」でお世話になっているのは原材料のバターだけではなく、アグリ・コーポレーションが考えた「芋感が続くバター」のコンセプトを安納芋バターで表現していただくことです。「ノースファームストック」さんが、創業から持ち続ける想いと技術力、そして、沢山の経験を「安納芋バター」で表現していただけるよう協力をいただいております。

鮮度を重要視した安納芋バター

安納芋バターは「有機安納芋」、「バター」、「砂糖(グラニュー糖)」、「レモン果汁」を使用し「鮮度」と「芋感」を1番に考え、作られています。「安納芋バター」の美味しさに関わるもの以外は、全て省略しています。商売から考えると「理想すぎる」、「素人」と思われてしまうかもしれません。しかし…こだわり抜いてしまったから起きた問題。それは、商売を行う上で致命傷とも言える…

安納芋バターが店頭に並ばないわけ

安納芋バターの美味しさは配合のバランスで生まれています。しかし…そう、しかしなのです。商品の鮮度を重要視したということもあり、市場流通には残念ながら乗らなくなってしまいました。分かりやすく書くと鮮度と芋感を重要視したことで賞味期限が市販されているジャムやバターに比べると異常に短くなってしまってます。その為、店頭での販売は、ほぼ出来ていません。

鮮度と芋感を重要視した結果、賞味期限が短く、市場流通には乗らなくなってしまいました。

ほぼと書いたのは、私たちアグリ・コーポレーションがデパート等で行う催事では商品を持ち込んで販売することもありますが、大手流通(ご自宅の近所にあるようなコンビニやスーパー等)で見ることはありません。私たちがこだわり過ぎたから?いえ。そういうことでは無いと思います。本来、バター・ジャムは、鮮度は短いもの。本物のジャムに近付ければ近づくほど、賞味期限は短くなっていくと思います。「安納芋バター」も同じ。「究極の焼き芋を作ろうプロジェクト」で味の劣化を防ぐ為、鮮度を大切にしたいという想いからこのような短めの賞味期限になっています。

そんな究極の焼き芋「安納芋バター」を通販でお届けさせていただきます。

でも一つだけ問題もあります。有機安納芋の焼き芋ペーストも北海道の健康な乳牛から得た新鮮なバターもそれほど数が作れる、取れるわけでもありません。ここまで書いておきながら心苦しいのですが、数量も限定になってしまいます。

安納芋バターはSDGsにもつながる

昨今、言われている言葉。SDGs。2015年に国連で採択され、2030年を目指してSDGs(持続可能な開発目標)を達成しようとしています。2030年って…もうすぐと言えばもうすぐ。このSDGsの中にある「つくる責任、つかう責任」にも安納芋バターの取り組みは、つながるのです。「捨てられる食品や食糧を減らす」、「ゴミが出ることを防いだり、減らしたり、リサイクル・リユースをしてごみの発生を大きく減らす」。アグリ・コーポレーションは、有機栽培を行っていることから、環境や土壌への配慮は、常日頃から心がけています。そんな企業風土から「安納芋バター」の原材料になる有機安納芋の焼き芋ペーストを作る有機安納芋は、味、香りは正規品と変わりませんが形が大きすぎる、小さすぎるといった規格外品も使用しております。

安納芋バターで作る!時短&簡単レシピ

安納芋バターを利用して時短&簡単に出来るレシピを料理研究家が考案してくれました。

安納芋バターで作るスイートポテト

〈材料・6個分〉

  • 安納芋バター・・・120g
  • さつまいも・・・120g
  • 溶き卵・・・1/2個分
  • 溶き卵(塗り卵用)・・・適量

 〈作り方〉

  1. さつまいもは蒸して熱いうちに皮を除き裏ごしする。
  2. ボウルに1と安納芋バターを入れて、ゴムベラでよく馴染むように混ぜる。溶き卵を加え、全体が均一な状態になるようによく混ぜる。
  3. 2をボウルの中で6等分に分ける。2本のスプーンを使ってラグビーボール型に成型し、クッキングシートを敷いた鉄板に乗せる。
  4. 刷毛で表面に溶き卵を塗り、200℃に予熱したオーブンで15分焼く。

安納芋バターで作るアイスクリーム

〈材料・2人分〉

  • 安納芋バター・・・70
  • 牛乳・・・50ml
  • 生クリーム40

 〈作り方〉

  1. ボウルに安納芋バターを入れて、牛乳、生クリームを加えてよく混ぜる。
  2. 冷凍庫で冷やし固める。時々、一旦取り出してスプーンで全体をかき混ぜる。

安納芋バタードレッシングの根菜サラダ

〈材料・2人分〉

  • かぼちゃ・・・50g
  • れんこん・・・40g
  • にんじん・・・20g
  • 安納芋バター ・・・10g
  • マヨネーズ・・・15g
  • すりごま・・・大さじ1
  • しょうゆ・・・小さじ1

 〈作り方〉

  1. かぼちゃ、れんこん、にんじんは5㎜幅の薄切りにする。れんこんは水にさらす。
  2. 1の野菜を耐熱皿に並べて、上から濡らして軽く絞ったクッキングペーパー、ラップの順にかける。500wの電子レンジに3分かける。
  3. ボウルに安納芋バター、マヨネーズ、すりごま、しょうゆを入れてよく混ぜる。
  4. 2の野菜を加えて味が絡むように全体を混ぜる。